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33年ぶりにPGAアマ優勝のダンラップがプロ転向を表明

33年ぶりにPGAアマ優勝のダンラップがプロ転向を表明

Posted January. 27, 2024 08:31,   

Updated January. 27, 2024 08:31

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アマチュア選手としては33年ぶりに米プロゴルフ(PGA)ツアー大会のトップに立ったニック・ダンラップ(21、米国、写真)が結局プロに転向する。ダンラップは26日、2年生に在学中の米アラバマ大学で記者会見を開き、「PGAツアー会員資格を得て(来月2日から開かれる)AT&Tペブルピーチプロアマ大会に出場する」と発表した。

アマチュアゴルフの最強者と評価されていたダンラップは22日、PGAツアー「ザ・アメリカンエキスプレス」で優勝し、1991年のフィル・ミケルソン(54)以来となるアマチュア選手のPGAツアー優勝記録を残した。アマチュア選手はPGAツアーで優勝しても賞金はもらえない代わりに、プロ転向の意向を示せば2年間ツアー出場資格が与えられる。プロ転向するかどうかをめぐって熟慮していたダンラップは同日、涙を流しながら「自分の人生で最も簡単で最も難しい決定だった」と気苦労を打ち明けた。

ダンラップがプロ転向したことで4大メジャー戦のうち、全英オープンは出場するかどうかが不透明になった。ダンラップは昨年、全米アマチュア選手権優勝者の資格で、今年の全英オープンに出場できる状況だった。しかし、アマチュアの身分を失ったため、この資格では全英オープンに出場できなくなり、世界ランキング50位以内など他の出場条件を満たさなければならない。残りの3つのメジャー戦はアメリカンエキスプレス優勝者の資格などで出場できる。


姜泓求 windup@donga.com