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米国も理系ブーム、外国語受講生17%急減...K-POP・ドラマの人気で韓国語は38%増加

米国も理系ブーム、外国語受講生17%急減...K-POP・ドラマの人気で韓国語は38%増加

Posted November. 17, 2023 08:46,   

Updated November. 17, 2023 08:46


米国の大学で外国語を学ぶ学生が減少する中、韓国語を学ぶ学生は大幅に増えたことが分かった。K-POPやKドラマなど韓流ブームが韓国語の受講率を高めているという分析されている。

15日、米インターネットメディア「アクシオス」によると、米現代言語協会(MLA)が米国の大学2455校の外国語授業の受講状況を分析した結果、英語以外の言語を勉強する学生は2016年141万8584人から2021年118万2562人に16.6%減少した。ドイツ語(-33.6%)、アラビア語(-27.4%)、フランス語(-23.1%)などの言語の減少幅が大きく、中国語(-14.3%)、ロシア語(-13.5%)、日本語(-4.6%)も受講生が減った。

MLAは、米国でも理系を好む現象が広がり、科学・技術・工学・数学(STEM)科目の受講生が増え、このような現象が現れたと分析した。

一方、韓国語は21年に1万9270人が受講し、16年比38.3%増加し、調査対象言語の中で最も大きな割合で学習者数が増えた。韓国語を教えると答えた大学も29校増え、スペイン語、フランス語などに続き、米国の大学で最も多く受講した10番目の外国語として記録された。韓国語を除けば、手話(0.8%)と聖書ヘブライ語(9.1%)のみ受講生が増加した。

MLAのポーラ・クレブス会長は、「韓国語受講生の増加は、韓国学を研究する学者や韓国系学生が増えたからではなく、韓国文化に対する関心が高まったため」とアクシオスに説明した。カンザス大学関係者も、「韓国語を勉強する学生のほとんどは韓国の大衆文化が好きで、韓国の友人と交流したいと思っている」と話した。


ユン・ダビン記者 empty@donga.com