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世運商店街一帯に最高41階建てのビル5棟を建設

世運商店街一帯に最高41階建てのビル5棟を建設

Posted October. 19, 2023 08:44,   

Updated October. 19, 2023 08:44


ソウル清渓川(チョンゲチョン)の世運(セウン)商店街の一帯に、最高41階建てのビル5棟が建設される。既存の6区域に分けて推進されていた事業を3区域に統合して開発し、サッカー場1.4倍(1平方メートル)規模の開放型緑地空間も造成される。

ソウル市は前日(17日)、第9回都市再整備委員会で、「世運再整備促進地区(世運地区)3-2・3区域、3-8・9・10区域、6-3-3区域の再整備促進計画の変更案」が可決されたと、18日明らかにした。世運地区は、鐘閣(チョンガク)から退渓路(テゲロ)に至る43万9356平方メートル(約13万3000坪)規模の敷地だ。ソウル四大門内の「最後の再開発敷地」に挙げられる。

世運地区内のこれらの該当区域は、既に事業施行認可を受けて中小規模開発を推進した。だが、ソウル市の吳世勳( オ・セフン)市長が昨年4月、緑地空間を確保すれば建物の高さ規制を緩和する「緑地生態都心の再創造戦略」を発表し、統合高密開発に方向を変えた。

ソウル市は、世運地区の建蔽率(土地面積比建物の床面積の割合)を、従来の「60%以下」から「50%以下」に下げ、1階に快適で開放感のあるロビーと緑地を造成することを決めた。容積率は最大1555%、高さ制限は203メートル以下に指定し、地上32~41階の高さのオフィス5棟が新築される見通しだ。建物の最上階には、南山(ナムサン)とソウル都心を眺望できる無料展望台2ヶ所が造成される。また、新築建物の地下空間を、乙支路(ウルジロ)3街駅や乙支路地下商店街と統合開発し、公共交通機関へのアクセスを高める計画だ。


イ・ソジョン記者 sojee@donga.com