韓悳洙(ハン・ドクス)首相が3日、昨年10月に地雷爆発事故に遭ったピョ・ジョンホ陸軍兵士を慰問した。韓氏は同日、申範澈(シン・ボムチョル)国防部次官、パク・ソングン首相秘書室長らと共に京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)の国軍首都病院を訪れ、ピョ氏に会った。ピョ氏は、前方部隊で地雷運搬作業中に事故に遭った。足首の切断まで考慮しなければならない深刻な状況だったが、医療陣は太ももの筋肉でふくらはぎとかかとを復元する17時間の手術を成功させ、足首を切断せずにすんだ。韓氏は1月の旧正月にも、当時一兵だったピョ氏を見舞い、早期の回復を祈願した。
韓氏は病院でピョ氏に会い、抱きしめて喜んだ。ピョ氏は同日、初めて病院の中庭を時速5キロの速さで歩いた。軽くその場で跳んで見せたりもした。これを見た韓氏は拍手し、「(兵長の)進級を祝い、一兵から兵長になる長い治療とリハビリに耐えてくれてありがたく、誇らしい。来年1月に転役する時には、好きなサッカーを再びできるほど回復してほしい」と述べた。
韓氏はまた、主治医のチョン・ソンヨプ中領と手術を執刀したムン・ギホ中領に、「切断という選択の代わりに、足を生かすという覚悟で難しい手術を成功させてくれて感謝する」と述べた。また、「軍服務中に負傷した兵士は、転役後も治療とリハビリが終わるまで軍が責任を負わなければならない」と強調した。
申圭鎭 newjin@donga.com