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キム・ジュンウ、世界ジュニア水泳選手権で韓国水泳史上初の銀メダル

キム・ジュンウ、世界ジュニア水泳選手権で韓国水泳史上初の銀メダル

Posted September. 11, 2023 08:38,   

Updated September. 11, 2023 08:38

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キム・ジュンウ(16)が世界ジュニア水泳選手権で韓国選手としては初めて銀メダルを獲得した。

キム・ジュンウは10日、イスラエルのネタニヤで行われた2023年世界ジュニア水泳選手権男子1500メートル自由形で15分1秒94のタイムで全体2位になった。2006年ブラジルで初めて大会が開かれて以来、9回目を迎えた世界ジュニア選手権で韓国選手が記録した歴代最高成績だ。ヤン・ハジョン(18・大田体育高校)が昨年ペルー大会女子100mバタフライで銅メダルを獲得したのが初入賞であり最高成績だった。

1500m自由形は27人の参加者が計3組に分かれ、1回のレースで順位が決まった。従来の個人最高記録が15分31秒51で参加選手の中で全体9位だったキム・ジュンウは上位1~8位選手が行う「速い組」ではなく「遅い組」の2番目の組の4番レーンでレースを行ったが、個人記録を29.57秒も短縮した。

遅い組の1、2組は現地時間で午前11時47分から、速い組は午後6時43分にレースが行われた。主要大会では午前に予選、午後に決勝が行われ、選手たちが決勝に焦点を合わせるため、全般的に午後の記録がよりよく出る。遅い組の試合から約7時間後に速い組の試合が行われたが、キム・ジュンウの記録はクゼイ・トゥンチェリ(16=トルコ、14分59秒80)に次ぐ総合2位だった。今大会の200m自由形(1分48秒24、5位)と400m自由形(3分50秒67、6位)で個人記録を更新したキム・ジュンウは、1500mでも記録更新とともに銀メダルを獲得した。

キム・ジュンウは今年3月に開かれた代表選考会で一般部の選手たちと競争し、400m自由形で2位(3分54秒19)、1500m自由形で4位に入るなど急成長している。同日、キム・ジュンウの1500m自由形のタイムは今季、国内全体1位に当たる記録。来年のパリ五輪の1500m自由形出場基準タイムは15分0秒99。キム・ジュンウが来年の代表選考会で0.95秒以上を短縮すれば、五輪出場権を獲得できる。1500m自由形の韓国記録は朴泰桓(パク・テファン、34)が2012年に記録した14分47秒38だ。


金培中 wanted@donga.com