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尹大統領「虚偽の操作と扇動は共産主義の生存方式」

尹大統領「虚偽の操作と扇動は共産主義の生存方式」

Posted August. 30, 2023 08:38,   

Updated August. 30, 2023 08:38


尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が29日、「分断の現実で共産全体主義勢力とその盲従勢力、日和見主義的な追従勢力は、虚偽操作、宣伝扇動で自由社会を混乱させる心理戦に明け暮れている」と述べた。尹大統領は、8月15日の「光復節」の演説で、「共産全体主義盲従勢力」を強く批判した後も、与党「国民の力」の研鑽会で「理念が最も重要」と理念を強調し、野党と一部の市民社会を念頭に置いて批判発言を続けた。

尹大統領は同日、大統領府迎賓館で開かれた第21期民主平和統一諮問会議の幹部委員との統一大会で、「これがまさに共産全体主義の生存方法」と述べた。そして、「隣接する自由民主主義国家が発展すれば、詐欺的な理念に基づく共産全体主義が存続することは難しいからだ」とし、「このような現実から自由民主主義を守り、グローバル中枢国家に発展し、韓国の統一能力を高めるために皆さんの役割がこれまで以上に重要だ」と激励した。

尹大統領は18日(現地時間)、米大統領の山荘キャンプデービッドで行われた韓米日首脳会談の成果も改めて強調した。尹大統領は、「3ヵ国の共同発表文書(キャンプデービッドの原則と精神)にも自由民主主義に基づく統一を米国と日本が支持すると明記されている」とし、「3ヵ国共同宣言で韓国の自由民主主義に基づく統一に触れ、支持を表明したこと自体が史上初めて」と強調した。

また、「3ヵ国は、インド太平洋地域、そしてそれを越えて全世界の複合的な危機と挑戦を機会に変えるために、共同のリーダーシップと責任意識を発揮することで合意した」とし、「3ヵ国の利益は排他的なものではなく、普遍的で正義的なもの」と説明した。また、「3ヵ国の協力体制は人類全体の自由、平和と繁栄に貢献し、私たちの統一能力を大幅に増大させるだろう」と説明した。

統一大会は、来月1日に発足する第21期民主平和統一諮問会議の幹部委員らが、同会議の議長である尹大統領の統一哲学と政府の統一政策を共有するために開かれた。尹大統領は、金寬容(キム・グァンヨン)首席副議長をはじめとする幹部委員代表61人に任命状を直接授与した。


張寬錫 jks@donga.com