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李東官放送通信委員長、公共放送の改革に意欲

李東官放送通信委員長、公共放送の改革に意欲

Posted August. 29, 2023 08:45,   

Updated August. 29, 2023 08:45

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李東官(イ・ドングァン)放送通信委員長が「事実上、無限の権力を享受してきた公共放送が国民の選択と審判という牽制の中で信頼を回復するようにする」と意気込みを述べた。

李氏は28日、京畿道果川市(キョンギド・クァチョンシ)の政府果川庁舎で行われた就任式で、「公共放送は各種特恵を当然視しながらも、『労営』放送という二重性で政治的偏向とフェイクニュースの拡散はもとより、国論を分断させてきた事実を否定できない」と指摘した。そして、「無責任にフェイクニュースを拡散させたり、特定陣営の政派的利益だけを代弁したりする行為は必ず正さなければならない」とし、「サービス・財源・人材構造などの再編まで含めた公的責務を明確に付与し、これに対する体系的な履行状況も厳しく点検していく」と述べた。

また、「メディアの機能と役割の大半を担うインターネットポータルに対する社会的責務を付与する」とし、「ポータルによるニュースなどの独寡占横暴を阻止し、荒廃したジャーナリズムの生態系の復元と消費者の権利保障を推進する」と述べた。李氏は、茶山(タサン)丁若鏞(チョン・ヤクヨン、1762∼1836)の『経世遺表』に出てくる一節を紹介し、「髪の毛一本一本病んでいないものがない。今改革しなければ必ず国が滅びるというこの言葉は、今の私たちに必要な覚悟だ」と強調した。

放送通信委員会は同日、全体会議を開き、明知(ミョンジ)大学邦牧基礎教育学部のカン・ギュヒョン教授をEBS理事に任命した。また、MBCの大株主である放送文化振興会の理事にキム・ソンギュン前MBCインフラ本部長を任命した。放送通信委員会は、常任委員定員5人のうち、李氏と以上の2人の委員だけだが、全体会議の招集と案件の議決が可能だ。

カン氏は2015年9月にKBS理事に任命されたが、17年12月に解任された。カン氏は、東亜(トンア)日報の電話取材に対して、「息子の麻薬密輸論議など、適切性の問題が論争に包まれたが、任命された柳時春(ユ・シチュン)EBS理事長の問題から検討する」と述べた。キム氏は、「MBCの報道と収益構造の正常化に向けて役割を果たしたい」と話した。

KBS与党推薦理事5人は同日、30日に開かれるKBS理事会に金儀喆(キム・ウィチョル)KBS社長の解任建議案を緊急案件として上程した。大規模赤字による経営悪化、不公正な偏向放送による国民の信頼低下を社長解任の理由に挙げた。


イ・ホジェ記者 hoho@donga.com