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引きこもりの若者59%「勇気を出してもまた挫折」…再び手を差し伸べなければ

引きこもりの若者59%「勇気を出してもまた挫折」…再び手を差し伸べなければ

Posted July. 31, 2023 08:27,   

Updated July. 31, 2023 08:27

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他者との交流なく断絶して過ごす若者の引きこもりの急増が社会問題として浮上している中、引きこもりから抜け出そうとしたものの、挫折して再び引きこもるケースが少なくないことが分かった。東亜(トンア)日報が財団法人青年財団と共同で引きこもり経験のある若者403人を調査した結果、このうち59%の237人が「引きこもりを止めて社会に出たが、再び引きこもりに戻ったことがある」と答えた。このうち多くの人が就職難と失業を第一の原因に挙げた。

勇気を出して世の中に出た引きこもりの若者の多くが再び落胆して引きこもる悪循環に陥るのは、彼らに対する韓国社会の関心と配慮、さらには政府の政策的支援が欠如していることを端的に示している。再び引きこもる若者たちは、感情的・身体的な欠点を抱えながら社会に再び足を踏み出したにもかかわらず、再び直面した人々の冷たい視線と誰も自分の味方になってくれない現実に傷つき、結局狭い自分だけの空間に戻るしかなかったと話す。

一度、社会復帰に失敗した引きこもりの若者たちは、さらに深く引きこもる可能性が高いという。そのため、政府や地方自治体が引きこもりの若者を探すだけでなく、早期に安定的に定着できるよう制度的支援策を講じなければならないと専門家たちは指摘する。基本的な社会生活から持続的な仕事の経験まで段階的に適応を支援しなければ、彼らは自ら外に出る理由を見つけられず、より深い沼に入るほかないからだ。

新型コロナウイルスのパンデミックでこの2、3年の間に急増した引きこもりの若者は、全国で約61万人にのぼると推定される。小さくない都市一つの人口が部屋の中に閉じこもって外部と断絶しているのだ。このように青年期に始まった孤立と引きこもりが、壮年・中年・老年まで続く可能性があるという点で、今後の韓国社会に与える深刻さは大きいと言わざるを得ない。政府がこれらの若者の問題に急いで先制的に介入しなければならない理由だ。

死角地帯にいた若者の引きこもりは、もはや個人の問題ではなく、社会と共同体の問題となっている。すでに一部の地方自治体がカウンセリングと診療プログラムを開始し、最近では保健福祉部も引きこもりの若者を対象に初の全国単位の実態調査に乗り出した。政府や自治体だけの仕事ではない。民間企業・団体との協力など体系的な支援システム、さらに傷ついた若者に心を開き、手を差し伸べて包摂する社会的応援が切実だ。