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閉院するソウル白病院の敷地、「医療施設敷地」指定を推進

閉院するソウル白病院の敷地、「医療施設敷地」指定を推進

Posted June. 24, 2023 08:31,   

Updated June. 24, 2023 08:31

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ソウル中区が23日、最近閉院が決定したソウル白(ペク)病院の敷地を医療施設としてのみ利用できるようにする手続きに本格的に着手することを明らかにした。都心地域の医療空白に対する懸念が高まる中、このような決定が下された。

中区は同日、この敷地を都市計画施設の規則上、総合医療施設に指定するため、基礎調査、計画案作成などの手続きをできるだけ早く進め、早ければ年内に市に要請すると明らかにした。総合医療施設敷地として決定されると、他の用途では使用できなくなる。

金桔城(キム・ギルソン)中区長も前日(22日)の記者懇談会で、白病院の敷地を医療施設としてのみ利用するようにするというソウル市の方針に対して、「公共福祉のために推進するのが正しいと判断し、推進手続きを行うよう指示した」とし、「中区が立案し、市が決定する方式で行政手続きを行うのが合理的」と述べた。

これに先立ち、仁済(インジェ)学園の理事会は20日、経営難を理由にソウル白病院の閉院を決定した。ソウル白病院側は、閉院が決定されたため、関連手続きを続ける方針だ。白病院関係者は、「ソウル市と中区から敷地を病院としてのみ利用できるようにするという方針をまだ公式には聞いていない」とし、「閉院することにしたのは基本的に患者が来ないからだ」と話した。

ソウル市と中区の計画通り総合医療施設の敷地に指定されれば、8月末に病院が閉院して敷地が売却されても、商業施設などに開発できないことになる。ソウル白病院の敷地は、ソウル市中区の明洞(ミョンドン)に隣接している土地で、開発価値が高いと評価されてきた。


イ・ソジョン記者 イ・ジウン記者 sojee@donga.com · easy@donga.com