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イスラエルとパレスチナが空爆と報復攻撃、子ども含め少なくとも25人死亡

イスラエルとパレスチナが空爆と報復攻撃、子ども含め少なくとも25人死亡

Posted May. 12, 2023 08:16,   

Updated May. 12, 2023 08:16

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イスラエルが3日連続でパレスチナのガザ地区を空爆し、子どもなど民間人を含め少なくとも25人が死亡した。双方が報復攻撃を繰り返し、紛争は激化する見通しだ。

イスラエル軍は10日、ガザ地区のイスラム武装組織「イスラム聖戦」のロケット・迫撃砲発射台を含む主要拠点100ヵ所を攻撃したと明らかにした。11日にもイスラム聖戦の司令官の住居を爆撃した。イスラエル軍は9日未明、戦闘機とミサイルでガザ地区への空爆を開始した。ガザ保健省によると、10日の攻撃で4歳、10歳の少女を含む民間人やイスラム聖戦のメンバーなど10人が死亡し、前日の死者を含め、少なくとも25人が死亡した。

イスラエル当局は同日、ガザ地区からイスラエルに向けて300発以上のロケットが発射されたが、低高度防空システム「アイアン・ドーム」がほとんど撃墜し、一部だけがイスラエル領内に落ちたと明らかにした。人的被害はないという。

イスラエルとパレスチナの紛争は、イスラエルに投獄されていたイスラム聖戦の指導者カデル・アドナン氏がハンガーストライキ中に死亡したことでさらに激化した。

エジプト政府が停戦合意の仲裁に乗り出したものの、難航している。イスラエルのエリ・コーヘン外相は、「エジプトの仲介案を検討中」としたが、ネタニヤフ首相は「作戦は終わっていない」とさらなる攻撃を予告した。イスラム聖戦も、いつでも反撃する準備ができていると明らかにした。


姜聲煇 yolo@donga.com