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暴雨に飛ばされた子供の日の連休、全国で事故多発

暴雨に飛ばされた子供の日の連休、全国で事故多発

Posted May. 08, 2023 08:22,   

Updated May. 08, 2023 08:22

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子どもの日を含む週末連休期間中、南部地方を中心に強風を伴った大雨が降り、各地で交通事故や石垣の崩壊、停電などの被害が続いた。

7日、消防当局によると、前日(6日)午前6時23分ごろ、釜山市沙上区(プサンシ・ササング)の川辺道路で、45人乗りの造船所の通勤バスが雨道で滑って貨物車2台に衝突する事故が起きた。この事故でバスの運転手のA氏(72)と搭乗客のB氏(56)が重傷を負い、乗客9人は軽傷を負って病院に運ばれた。幸い死者はいなかった。

大雨で地盤が弱くなり、石垣や街路樹などが倒れる事故も相次いだ。6日午前4時57分頃、慶尚北道栄州市丹山面(キョンサンブクド・ヨンジュシ・タンサンミョン)で長さ30メートルの石垣が崩れ、近くの住宅を襲う事故が発生した。当時、家主は留守だったため死傷者はいなかった。続いて午前11時18分頃、大邱市寿城区梵魚洞(テグシ・スソング・ボムオドン)で街路樹が道路方向に倒れた。幸い、車と衝突はしなかった。慶尚北道聞慶市永順面(ムンギョンシ・ヨンスンミョン)では6日午前11時39分ごろ、40代の男性が川辺で釣りをしていたところ、突然水増しした川に孤立し、救助隊によって1時間15分後に救助された。

全羅道(チョルラド)地域では、停電被害が続いた。5日午後7時4分頃、光州市北区三角洞(クァンジュシ・プクグ・サムガクドン)で強風で街路樹が倒れ、電力設備に触れて772世帯が停電するなど、光州では5日から2日間、2800世帯が停電の被害を受けた。5日は、光州地下鉄1号線の空港駅の地下1階の待合室が浸水した。

全羅南道珍島郡彭木(チンドグン・ペンモク)港の入口にあるセウォル号被害者追悼造形物も5日、強風で倒れ破損した。この造形物は、セウォル号の惨事が発生した2014年に募金で作ったものだ。


大邱=ミョン・ミンジュン記者 光州=イ・ヒョンジュ記者 mmj86@donga.com · peneye09@donga.com