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釜山地裁、曹国氏娘の釜山大学医専院入学取消処分訴訟で「入学取消は正当」判決

釜山地裁、曹国氏娘の釜山大学医専院入学取消処分訴訟で「入学取消は正当」判決

Posted April. 07, 2023 08:19,   

Updated April. 07, 2023 08:19

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曹国(チョ・グク)元法務部長官の娘、チョ・ミン氏(32・写真)に対する釜山(プサン)大学医学専門大学院(医専院)の入学取消処分は正当だという裁判所の判決が出た。

釜山地裁行政1部(琴悳喜部長判事)は6日、チョ氏が釜山大学を相手に起こした医専院入学許可取消処分の取り消しを求めた訴訟で原告の請求を退けた。釜山地裁は説明資料で、「釜山大学は関連法令と学校規則に基づいてチョ氏の入学取消を慎重に決定し、手続き上の不備はなかった」と明らかにした。また、「医専院の入試に対する一般人の信頼などの公益上の必要性が、チョ氏が入学取消で受ける不利益を正当化するほど大きいと判断した」と説明した。

チョ氏の弁護団は、「控訴して不当性を争う」と判決直後に明らかにした。チョ氏は控訴とともに入学許可取消処分決定の効力停止を求めた執行停止申請を提起し、裁判所で認められれば、当分の間、医師の資格は維持されるとみられる。

チョ氏は昨年4月、釜山大学が医専院の入学許可取消決定を下すと、入学取消処分の執行停止を申請した。裁判所は、「本案訴訟の判決宣告日後30日になる日まで効力を停止する」という決定を下し、チョ氏は医師免許を維持している。

チョ氏は同日、インスタグラムに、「医師免許がある間、社会に還元する気持ちで奉仕する」と書き込んだ。また、「今日は父の誕生日だ。私よりも父がもっと心を痛めているだろう」と心境も明らかにした。


釜山=キム・ファヨン記者 run@donga.com