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死亡した仁川の小学生、継母の流産後に暴行・監禁に苦しんだ

死亡した仁川の小学生、継母の流産後に暴行・監禁に苦しんだ

Posted March. 24, 2023 08:50,   

Updated March. 24, 2023 08:50

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仁川(インチョン)で虐待で死亡した小学5年生のA君(12)は、約1年前に継母が子どもを流産した後から、持続的な暴行や暴言、監禁に苦しんでいたことが分かった。

23日、最大野党「共に民主党」の李誕熙(イ・タンヒ)議員が、検察から提出を受けた公訴状によると、児童虐待殺害などの容疑で拘束起訴された継母のB氏(43)は、昨年4月、妊娠中の子供を流産した。B容疑者は、A君が流産の原因だと考え、本格的な虐待を始めたことが分かった。検察は流産後、A君に対するB容疑者の感情は、「殺してしまいたいほど憎む感情に変わった」と明らかにした。

B容疑者は、約束を破ったという理由で、部屋に5時間ほどひざまずかせて閉じ込める罰を与え、アルミ棒やハンガーなどで殴るなど、昨年3月から先月までA君を50回虐待したことが分かった。

また、A君を椅子に縛って部屋に閉じ込めて、「ホームカメラ」で監視しながら暴言を繰り返したが、死亡2日前からは16時間も縛られていたことが分かった。1年近く虐待に苦しんだA君は、先月7日、全身に232個の傷がついたまま、同年代の平均体重より15キロも少ない状態で息を引き取った。特にB容疑者は、死亡当日、わけも分からないまま腕を握って「悪かった」と謝罪する息子を押したが、この時、頭に大きく怪我をしたA君は結局、目を覚ますことができなかった。


仁川=コン・スンベ記者 ksb@donga.com