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トルコに再びM6.3地震、「100人~1000人死亡確率46%」

トルコに再びM6.3地震、「100人~1000人死亡確率46%」

Posted February. 22, 2023 08:52,   

Updated February. 22, 2023 08:52

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6日、トルコ南東部とシリア北部で発生したマグニチュード(M)7.8の地震で少なくとも4万7000人が死亡した中、20日、トルコ南東部のアンタキアでM6.3の地震が再び発生した。

米地質調査所(USGS)、欧州地中海地震学センター(EMSC)などによると、同日午前8時4分頃、アンタキアから約16キロ離れたシリア北西部の国境付近でM6.3の地震が発生した。振動は近隣のレバノン、エジプト、ギリシャなどでも感じられ、同日の夕方だけで27回の余震があったと、ロイター通信は伝えた。トルコ災害緊急事態対策庁(AFAD)も地震で海面が最大50センチ上昇する可能性があるとし、アンタキアの沿岸住民に避難を勧告した。

今回の地震で21日現在、トルコだけで少なくとも6人が死亡し、294人が負傷したと、ロイター通信は伝えた。6日の地震と同様、被害規模が正確に集計されておらず、死傷者の数はさらに増えるとみられる。

ロシア国営タス通信は英スカイニュースなどを引用し、シリアだけで5人が死亡したと報じた。シリアの人権団体「シリア人権監視団」も、少なくとも470人が負傷したと明らかにした。トルコとシリアの一部地域では電気、電話なども断たれた。

今回の地震による死者数が雪だるま式に増える可能性も提起された。USGSは21日、今回の地震で100~1000人が死亡する確率を46%、1000~1万人が死亡する可能性を29%と推定した。1万~10万人に達する確率も5%と予想した。USGSは20日の地震による経済的被害がトルコの国内総生産(GDP)の最大1%に達すると推定した。

USGSは、6日の地震による死者数が10万人を超える確率を24%から25%に引き上げた。1万~10万人の確率も35%から36%と推定した。経済被害規模は、トルコGDPの最大10%と予想されている。AFADも、「6日の地震でまだ多くの人が行方不明になっており、死者数も急速に増えるだろう」と明らかにした。


姜聲煇 yolo@donga.com