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「20年ぶりにピクセル監獄から脱出」 ホン・スンヘ氏が個展

「20年ぶりにピクセル監獄から脱出」 ホン・スンヘ氏が個展

Posted February. 15, 2023 08:51,   

Updated February. 15, 2023 08:51

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コンピュータ画面の基本単位である「ピクセル」を利用して作業してきたホン・スンヘ作家が、四角形のピクセルから抜け出し、より一層自由な作業を披露する。国際ギャラリー個展「複線を越えてII」を通じてだ。ホン作家は9日の記者懇談会で、「最近になって、作業するプログラムをフォトショップからイラストレーターに変えた」とし、「20年ぶりに四角(ピクセル)の監獄からの脱出だ」と話した。

今回の展示では、国際ギャラリー・ソウル店の第1館と第3館で壁画や彫刻、サウンド、照明などの作品を披露する。第1館では、作家が「イラストレーター」プログラムを活用して新しい造形言語を習得する過程を盛り込んだ平面作業が設置されている。平面イメージを立体的に作った自画像彫刻「ホンダンム(ニンジンという意)」、機械に対する愛情を表現した「モダンタイムズ」も見られる。

第3館では、作家が作った音楽が背景にある。ピクセルで作った人の形をした造形物がダンスを踊るような、「舞踏会場」のコンセプトで空間を構成した。照明が床を照らし、色とりどりの花の造形物が随所に飾られている。この空間は、日差しが当たらないと全く違う雰囲気を醸し出し、これを見せるために、ギャラリーは毎週水曜日午後8時までオープンする。3月19日まで。無料。


金民 kimmin@donga.com