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米中の経済トップがスイスで初対面会談

Posted January. 18, 2023 08:21,   

Updated January. 18, 2023 08:21

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イエレン米財務長官と中国の劉鶴副首相が18日(現地時間)、スイスのチューリッヒで初めて対面会談を行う。世界的な景気低迷が懸念されている中、経済大国の米中の経済トップが会い、先鋭に対立する中で協力を模索するかどうか関心が集まっている。

16日(現地時間)、米財務省によると、イエレン氏はアフリカ歴訪に向かう途中、スイスに立ち寄り、中国の経済司令塔の劉氏に会う。両者はこれまで3回、オンライン会談を行ったが、実際に会うのは初めて。財務省は、「両者がマクロ経済の環境など様々な経済問題に対する意見を交わすだろう」と伝えた。

イエレン氏が、中国が経済的援助をしているアフリカ訪問の直前にスイスを訪れて劉氏に会うことをめぐって、「サプライズ」ニュースと受け止められている。スイス・ダボスで開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席している劉氏は、演説後18日に首都チューリッヒに移動し、イエレン氏に会うものとみられる。

米中経済トップの初の対面会談は、昨年11月、主要20ヵ国・地域首脳会議(G20サミット)で開かれた米中首脳会談後、両国のコミュニケーション窓口が拡大しているという信号とみられる。ブリンケン米国務長官も来月5、6日に中国を訪れる。また、米国が中国への先端半導体輸出統制を強化する中、米財務省内部では米国も損失を被る可能性があると懸念し、経済トップ間の対話の必要性が提起されたという。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、イエレン氏の側近を引用して、「イエレン氏は米企業に中国依存を減らすよう求めてきたが、一方では中国が米国に報復を加える恐れがあるということも懸念している」と報じた。中国が自国が掌握している太陽光パネルの対米輸出を統制する報復に出かねないと同紙は付け加えた。

イエレン氏が、最大債権国の中国の影響力が強いアフリカ訪問に先立って中国経済トップに会うことから、アフリカ国家に対する負債支援なども議論されるものとみられる。米国は、中国のアフリカへの影響力を警戒し、アフリカ諸国との協力を強化している。


金玹秀 kimhs@donga.com