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ワームビアさん遺族に259億ウォン 米裁判所、北朝鮮凍結資産の支払い認める

ワームビアさん遺族に259億ウォン 米裁判所、北朝鮮凍結資産の支払い認める

Posted June. 18, 2026 09:16,   

Updated June. 18, 2026 09:16


北朝鮮に拘束された後に死亡した米国人大学生オットー・ワームビアさんの両親に対し、北朝鮮関連の凍結資金を支払うよう命じる米連邦裁判所の判決が下された。ワームビアさんは17カ月間北朝鮮に拘束された後、2017年に米国に送還されたものの、送還後まもなく死亡した。

16日、米政府系放送局のボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、米ワシントン連邦地裁のベリル・ハウエル判事は11日付の決定で、米大手銀行JPモルガン・チェースに凍結されている1713万ドル(約259億ウォン)規模の北朝鮮凍結資産をワームビアさんの両親に支払うよう命じた。故人の両親はJPモルガン・チェースに凍結された「A.Q.(アブドル・カディル)カーン・ネットワーク」関連資産を自分たちに支払うよう裁判所に申し立てていた。「パキスタン核開発の父」と呼ばれる核科学者アブドル・カディル・カーン博士は、パキスタン政府の黙認の下、北朝鮮、イラン、リビアなどに金銭を受け取って核兵器開発技術を売った。これを受け、米政府は、いわゆる「A.Q.カーン・ネットワーク」を違法な核拡散組織とみなし、2000年代初めから関連企業と個人に制裁を科してきた。

ハウエル判事は決定文で、原告がA.Q.カーン・ネットワークが凍結資金の実際の送金主体だったことを立証したと明らかにした。そして、「証拠に照らせば、A.Q.カーン・ネットワークは当該資金の源泉であり、北朝鮮の代理組織だ」と判断した。

ワームビアさんの両親は18年、ワシントン連邦地裁に北朝鮮を相手取り、息子を死に至らしめた不法行為に対する損害賠償を求めて提訴した。これに対し裁判所は北朝鮮に5億113万ドル(約7575億ウォン)の損害賠償の支払いを命じた。両親はこの判決を根拠に、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権が隠匿した資産の追跡を続けている。その結果、19年に米政府が差し押さえた北朝鮮船舶の売却代金の一部と、20年にニューヨーク州が差し押さえた北朝鮮凍結資金24万ドル、23年にニューヨークのメロン銀行に預けられていた北朝鮮資産220万ドルに対する権利を認められた。


キム・ハギョン記者 whatsup@donga.com