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中国、コロナ急増の中で海外旅行規制を解除

中国、コロナ急増の中で海外旅行規制を解除

Posted December. 28, 2022 09:09,   

Updated December. 28, 2022 09:09

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中国が、新型コロナウイルス感染対策で海外からの入国者に義務付けている施設での強制隔離を来年1月8日から撤廃すると発表した。また、これまで統制してきた中国人の海外旅行を正常化すると明らかにした。中国が、新型コロナウイルス大流行から3年で国境の完全開放を公式に宣言したのだ。

2019年に602万人を超え、今年17万人水準に減少した韓国への中国人観光客が大幅に増加することが予想される。専門家らは、「ゼロコロナ政策」終了後、感染者が急増して新たなウイルス変異株の発生が懸念されている状況であり、韓国に新たな変異株が流入する可能性を懸念している。

27日、中国国営新華社通信などによると、中国国家衛生健康委員会と国務院合同防疫統制機構は26日、海外の入国者を対象とした施設の隔離を来年1月8日から撤廃すると発表した。現在は海外から中国に入国した人々は5日間、指定された施設で隔離され、3日間自宅隔離しなければならない。特に、中国当局は、「世界の新型コロナウイルスの状況に応じて、中国国民の海外旅行を秩序を持って正常化する」と明らかにした。

日本政府は同日、30日から中国から来る入国者全員を対象に新型コロナウイルス検査を実施する検疫強化措置を発表した。韓国政府は防疫強化措置を出していない。


金祺容 kky@donga.com