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キウム・李政厚が米大リーグ挑戦を正式宣言

キウム・李政厚が米大リーグ挑戦を正式宣言

Posted December. 21, 2022 09:03,   

Updated December. 21, 2022 09:03

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KBOリーグ最優秀選手(MVP)の李政厚(イ・ジョンフ=24、キウム)が米大リーグ挑戦を正式に宣言した翌日、大リーグでもスポットライトを浴びた。

MLB.comは20日、「韓国発旋風(sensation)が来年MLBチームに『翼の下に吹く風』になり得る」というタイトルで李政厚に注目した。1990年のグラミー賞で「今年の歌」に選ばれた「翼の下に吹く風(Wind Beneath My Wings=日本語題:愛は翼にのって)」から取ったタイトルだ。この歌はキウムの愛称でもある「ヒーロー」というタイトルで1983年に発表されたこともある。

MLB.comは、「李政厚の父親はKBOリーグのレジェンド、李鍾範(イ・ジョンボム=52)だ。李鍾範のニックネームが『風の息子』なので、李政厚は『風の孫』と呼ばれる」とし、「李政厚はKBOリーグで3000打席以上を消化した打者の中で通算打率(.342)が最も高い」と紹介した。

その上で「李政厚は今年627打席で66四球を得る間、三振は32回しかなかった」とし、「多くの韓国出身打者が大リーグで投手に苦戦したが、李政厚は優れた選球眼のおかげで大リーグに軟着陸できるだろう」と予想した。

MLB.comは今年6月18日、本拠でのLG戦で李政厚がストライクゾーンの外にかなり外れたボールに瞬間的に反応して安打を打つ動画を紹介した。そして、「ブラディミール・ゲレーロ(47)が好きだったなら、李政厚も好きにならざるを得ないだろう」と伝えた。ゲレーロは現役時代「バッドボールヒッター」として有名だったが、16年間MLB通算打率。389、449本塁打、1496打点を記録した後、2018年に殿堂入りを果たした。

来年でプロ7年目になる李政厚は前日、球団事務所を訪れ、海外進出の意向を伝えた。李政厚は来季終了後、球団の許可を得てポスティングシステム(非公開競争入札)を通じてMLBに進出できる。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com