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「アバター2」のキャメロン監督「韓国が世界的興行の基準」

「アバター2」のキャメロン監督「韓国が世界的興行の基準」

Posted December. 10, 2022 08:41,   

Updated December. 10, 2022 08:41

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「韓国の観客は『アバター』(2009年)を本当にたくさん見たじゃないですか。だから韓国は、私たちにとってとても重要な国です。今回も韓国での興行が基準となり、世界的な興行へとつながることを願っています」

「アバター」の後続編「アバター:水の道」を持って韓国を訪れたハリウッドの巨匠ジェームズ・キャメロン監督は、この映画の初公開国として韓国を選んだ理由についてこのように述べた。「アバター:水の道」は14日、韓国で世界で初めて公開される。

ソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)のあるホテルで9日開かれた記者懇談会には、キャメロン監督やジョン・ランドー・プロデューサーをはじめ、サム・ワーディントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィーバー、スティーヴン・ラングなどの主演俳優も出席した。ランドー・プロデューサーは、「観客がスクリーンの中で、キャラクターたちと一緒に走る感じを与えようと努力した」と話した。ウィーバーも、「映画が始まるやいなや、観客も(映画の中の)家族の一員になる驚くべき経験をするだろう」と話した。ウィーバーは、夫婦になったナヴィ族のジェイク(サム・ワーディントン)とネイティリ(ゾーイ・サルダナ)が養子縁組した少女キリ役を演じた。

前作では、パンドラ惑星の森を主に見せてくれたとすれば、今回は海に焦点を合わせた。キャメロン監督は、「今回も、(人間が)環境をむやみに破壊し、資源を奪取する姿を見せたかった」とし、「教えるのではなく、何かを感じさせる映画だ」と話した。

前編が韓国で1360万人の観客を集め、これまで世界トップの興行記録を固守しているだけに、後続編も大ヒットするだろうという見通しが説得力を得ている。しかし、3時間12分に達する長いランニングタイムが、足を引っ張るだろうという懸念もある。キャメロン監督は、「同じお金を払って長く見ればもっと良いのではないか。この映画はコスパがいい」と自信を示した。

「私たちの目標は、最高の映画的経験を提供することでした。長いと文句を言うことはないでしょう。(笑)」


孫孝珠 hjson@donga.com