Go to contents

SPCに続き農心ラーメン工場で腕の挟まれる事故

SPCに続き農心ラーメン工場で腕の挟まれる事故

Posted November. 03, 2022 08:17,   

Updated November. 03, 2022 08:17

한국어

農心(ノンシム)のラーメン工場で作業していた20代の職員が、冷却器に挟まれ負傷する事故が起きた。

2日、食品業界によると、同日午前5時ごろ、釜山市沙上区(プサンシ・ササング)の農心工場で包装作業をしていた20代の女性職員のA氏は、ラーメンの冷却器に服が挟まり、腕に怪我をした。この事故で、A氏は肩を骨折し、筋肉に損傷を受けた。事故直後、近くの病院に運ばれ、救急手当を受け、専門病院に運ばれて治療を受けた。

事故が起きた冷却器は、包装前に揚げたラーメンを冷やす機械で、上下に動く機械に服が挟まり腕が巻き込まれたものと推定される。事故当時、共同作業者が非常停止ボタンを押して機械を停止させ、直ちに119に通報した。A氏は同僚たちと夜間作業中だった。

農心側は、該当生産棟全体の作業を中断させ、職員全員を撤収させた。農心の関係者は、「警察調査に積極的に協力し、事故防止策をまとめて同じ事故が再発しないようにする」と明らかにした。釜山(プサン)工場では、欧州向け輸出製品と一部の内需向け製品を生産している。

最近、食品メーカーの安全事故が相次いでいる。先月15日、SPC系列会社であるSPLの京畿道平沢市(キョンギド・ピョンテクシ)の製パン工場で、20代の職員がソースの撹拌機内に上半身が入った事故で死亡した。事故発生当時、挟まりが感知されると自動的に作動を止める装置(インターロック)がなかった。同月23日には、SPC系列会社である京畿道城南市(ソンナムシ)のシャニー製パン工場で40代の職員が手を挟まれる事故に遭った。

一方、雇用労働部は2日、20代の労働者の巻き込まれ死亡事故を起こしたSPLを含むSPCのすべての系列会社に対し、先月31日から随時労働監督を行っていると明らかにした。これを通じて、SPCMP系列会社でこの1年間、労働時間や賃金支給などと関連して違反した事項があるか点検する。今回の労働監督は、これに先立って行われた産業安全保健監督とは別に実施される。


キム・ソミン記者 チュ・エジン記者 somin@donga.com · jaj@donga.com