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北朝鮮が戦闘機武力示威、6日の12機に続き8日には150機

北朝鮮が戦闘機武力示威、6日の12機に続き8日には150機

Posted October. 11, 2022 08:37,   

Updated October. 11, 2022 08:37

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北朝鮮が8日に約150機の戦闘機で大規模な空中武力示威を行い、韓国空軍戦闘機が緊急出撃するなど、緊迫していたことが確認された。10日、軍によると、北朝鮮は8日に戦闘機約150機を特別監視線の北朝鮮上空に出撃させた。韓国軍もステルス戦闘機F35Aなど数十機を前方地域に緊急出撃させ、万一の事態に備えた。F35Aが北朝鮮の空中武力示威に対応出撃したことが明らかになったのは、今年1月の40機の配備完了後初めて。

軍消息筋は、「北朝鮮が保有する戦闘機約600機のうち、旧型プロペラ機など利用可能なすべての機種が動員された」と述べた。北朝鮮が深刻な燃料難にもかかわらず初の大規模空中訓練を行ったのは、ミサイル連鎖発射とともに武力示威の効果を極大化する狙いがあるものとみられる。

北朝鮮の朝鮮中央通信は10日、「朝鮮の東海(トンへ・日本海)に再進入した米海軍空母を含む連合軍海軍の海上合同機動演習が強行されている情勢を背景に、史上初の約150機の戦闘機を同時出撃させた朝鮮人民軍空軍の大規模航空攻撃総合訓練が実施された」とし、「新型空中武器システムの試験発射も行われた」と報じた。軍関係者は、「6日の軍用機の武力示威とは違って、8日の飛行は特別監視線の北側で行われたため公表しなかった」と話した。


尹相虎 ysh1005@donga.com