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「未来の科学韓国」を担う子ども発明家たち

「未来の科学韓国」を担う子ども発明家たち

Posted October. 06, 2022 08:41,   

Updated October. 06, 2022 08:41

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第43回全国児童生徒科学発明品コンテストの授賞式が、5日午後2時、大田(テジョン)国立中央科学館のサイエンスホールで、受賞者など180人余りが参加する中で開かれた。科学技術情報通信部が主催し、東亜(トンア)日報社と国立中央科学館が主管する同大会は、全国最高の小中高校の発明品コンテストと評価されてきた。

今大会には、全国17市道から1万3880人が参加した。出品作は、創意性・探求性、実用性、努力度、経済性を基準に専門家の厳格で公正な審査を経て、首相賞をはじめとする最優秀賞10人、特賞50人、優秀賞100人、奨励賞137人の計299人が受賞した。

忠清北道清州市(チュンチョンブクド・チョンジュシ)の忠北科学高校1年生のイ・ホソン君(16)は、「コンタクトレンズの表裏を簡単に確認できるケース」を開発し、大統領賞を受賞した。「水の染みの心配をなくして清潔度を高めた浄水器コック(出水口)」を作った慶尚南道昌寧郡(キョンサンナムド・チャンニョングン)のユア小学校3年生のムン・ジェイン君(9)は、首相賞を受賞した。

受賞作は、今年12月から各市道教育科学研究院で巡回展示される。国立中央科学館の李錫來(イ・ソクレ)館長は、「審査委員たちが二つの作品の商品性を高く買って、企業に商品化を打診していると聞いている」とし、「多くの児童生徒たちが、発明により多くの関心を持つことを期待する」と明らかにした。1979年の第1回大会から行事を後援してきたhy(旧韓国ヤクルト)のチェ・ドンイル常務は、「科学人材の養成の産室であるこの大会と、43年を共にしたことに深い誇りを感じる」とし、「多様で斬新な作品を発明したすべての受賞者と指導教師、保護者にお祝いの言葉を申し上げる」と話した。


池明勳 mhjee@donga.com