Go to contents

文政権下で強制送還された脱北者2人は清津出身、訪米の与党議員らが名前など公開

文政権下で強制送還された脱北者2人は清津出身、訪米の与党議員らが名前など公開

Posted September. 16, 2022 09:13,   

Updated September. 16, 2022 09:13

한국어

与党「国民の力」が2019年11月に文在寅(ムン・ジェイン)政府が亡命意思を明らかにしたにもかかわらず、強制送還した脱北漁民2人の身元を公開した。

北朝鮮自由移住民人権のための国際議員連盟(IPCNK)総会に出席するため米国を訪問している与党の河泰慶(ハ・テギョン)、池成浩(チ・ソンホ)、洪碩晙(ホン・ソクジュン)の3議員は14日(現地時間)、声明を発表し、「脱北青年たちの生死確認をこれ以上先送りできないため、名前年齢、出身地域など基本的な個人情報を公開することにした」と明らかにした。声明によると、当時文寅仁(ムン・ジェイン)政権から北朝鮮に送還された2人の脱北者のうち一人は、咸鏡北道清津(ハムギョンプクト・チョンジン)出身で1997年生まれのウ・ボムソン氏。ウ氏は、統一部が公開した送還当時の映像に、板門店(パンムンジョム)で頭をつくなど激しく抵抗する様子が映った人物だ。もう一人は同じ清津出身で、1996年生まれのキム・ヒョンウク氏。

河議員らは、「強制送還から3年あまりの時間が経ったが、彼らの生死確認は全く行われていない」とし、「繰り返し北朝鮮当局に求める。本人の意思とは関係なく北朝鮮に送還された脱北成年のウ氏とキム氏に対する生死を国連と国際社会に公開せよ」と促した。河議員は同日、フェイスブックにバイデン政府で人権外交を総括するウズラ・ゼヤ国務次官(民間安全保障・民主主義・人権担当)を面会したことを公開した上で、「脱北船員の強制送還と関連して現在米国政府レベルの調査が行われている」と書いた。


イ・ユンテ記者 oldsport@donga.com