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「出場王」キム・アリムがISPSハンダ・インビテーショナルに出場、ツアー2勝目を狙う

「出場王」キム・アリムがISPSハンダ・インビテーショナルに出場、ツアー2勝目を狙う

Posted August. 11, 2022 09:18,   

Updated August. 11, 2022 09:18

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米女子ツアー(LPGA)で2回目のシーズンを送っているキム・アリム(27=SBI貯蓄銀行)はツアーを代表する「出場王」だ。8日に終わったLPGAツアーの今季最後のメジャー戦、AIG女子オープンまで、これまで開かれた20試合のうち18試合に出場した。スポンサー招待で国内ツアーのメジャー戦であるKLPGA選手権を消化し、4月末にカリフォルニアでの2連戦(DIOインプラントLAオープン、パロス・ベルデス選手権)を欠いたことを除けば、全ての試合に出場している。出場試合数で在米韓国人のノ・イェリム(21)の19回に続き2位タイだ。

全米はもとより、欧州や東南アジアなどを歩き渡る濃密な日程の中でも、キム・アリムが試合出場を欠かさなかったのは、適応力を高めるためだ。キム・アリムはKLPGA選手権優勝の時の記者会見で、「まだ米国コースの全部を知っているわけじゃないので、できるだけ多くのコースを消化していけば今後の見通しも明るくなりそうだ。今年はできるだけ全ての試合を消化するのが目標だ」と話した。

シーズン21試合目となるISPSハンダ・ワールドインビテーショナルは、キム・アリムにとってニッチ市場になりそうだ。11日から北アイルランドのアントリムで開催される今試合には、世界トップ10をはじめ多くのトップランカーが欠場する。先月からフランス(エビアン選手権)とスコットランド(スコティッシュオープン、AIG女子オープン)など欧州で3週連続の強行軍が行われた影響だ。今年のツアー優勝者の中ではアイルランド出身で、今年2月のドライブオン選手権で優勝したレオナ・マグワイヤー(28)だけが参戦する。

キム・アリムとっては、2020年12月の全米女子オープンに続いてツアー2勝目を狙える絶好のチャンスだ。キム・アリムは先週、AIG女子オープンでチョン・インジ(28=2位)に続き、韓国選手で2番目に高い13位タイを記録した。韓国勢はキム・アリムとイ・ミヒャン(29)、ホン・イェウン(20)の3人だけが出場する。

今大会は男子ツアーのDPワールドツアー(旧ヨーロピアンツアー)と同じコースを1、2ラウンド交互に使うのが特徴だ。大会名も同じだ。大会には賞金総額300万ドル(約39億3000万ウォン)がかかり、男女大会にそれぞれ150万ドル(約19億7000万ウォン)が支給される。


姜泓求 windup@donga.com