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柳賢振が5回2失点で2勝目、大谷との対決は1四球無安打

柳賢振が5回2失点で2勝目、大谷との対決は1四球無安打

Posted May. 28, 2022 09:42,   

Updated May. 28, 2022 09:42

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トロント・ブルージェイズの柳賢振(リュ・ヒョンジン=35)が日本の「野球天才」大谷翔平(28、ロサンゼルス・エンゼルス)との初先発投手対決で判定勝ちを収め、シーズン2勝目を挙げた。柳賢振は「二刀流」大谷を打者としても3度相手に四球を許したが、無安打に封じ込めた。

柳賢振は27日、ロサンゼルス・エンゼルス戦に先発登板し、5回を投げて6被安打1四球1奪三振2失点でチームの6-3勝利を牽引した。シーズン2勝目(無敗)を記録し、防御率も6.00から5.48に下げた。大リーグデビュー以来、日本人投手との5度目の先発対決で初勝利を収めた。この試合までは3敗を記録した。

柳賢振は同日、チームメイトのジョージ・スプリンガー(33)の1回表、先頭打者本塁打(1点)で取った先制点を追い風に、気持ち良いスタートを切った。3回裏、3人連続安打を許して初失点をしたが、後続打者のマイク・トラウト(31)と大谷にゴロを誘い2失点でイニングを終えた。最高球速は時速90.3マイル(約145.3キロ)を、平均球速は88.7マイル(約142.7キロ)を記録した。柳賢振は同日、いくつかの球種を混ぜて投げながら打者を相手にした。投球数65球のうち、フォーシーム・ファストボールが30球、チェンジアップが15球、カットとカーブがそれぞれ10個だった。シーズン平均(40.8%)に比べてファストボールの比率(46%)がやや高かった。カーブの割合は15%で、平均(21%)より下げた。大谷は同日、6回を投げて6被安打(2被本塁打)、1四球、10奪三振、5失点を記録した。先月15日、テキサス戦(3と3分の2イニング6失点)に続き、2番目に振るわない投球だった。最高球速97.6マイル(約157.1km)に三振を10個も奪ったが、本塁打2本を許した。

柳賢振は打者の大谷との対決でも判定勝ちした。柳賢振は3番・指名打者として出場した大谷と1回裏の最初の勝負で四球を許したが、3回裏には内野ゴロ、5回裏の最後の対決では空振り三振に仕留めた。同日、柳賢振が取った唯一の三振だった。柳賢振はトラウトとの3度の対決でも、3つのアウトを取り天敵関係を維持した。この日までトラウトは柳賢振に13打数無安打を記録した。アメリカンリーグ最優秀選手(MVP)に3度も選ばれたトラウトは27日現在、OPS(出塁率+長打率)が1.065でメジャーの両リーグを通じて1位だ。

柳賢振が多くない投球数(65)にもかかわらず、6回前にマウンドから降りたのは悔やまれる。柳賢振は直前登板(21日シンシナティ戦)で78球を投げた。


姜泓求 windup@donga.com