Go to contents

ライムファンド事件の中心人物を手助けした容疑者がフィリピンで逮捕

ライムファンド事件の中心人物を手助けした容疑者がフィリピンで逮捕

Posted May. 25, 2022 09:12,   

Updated May. 25, 2022 09:12

한국어

ライム資産運用の中心人物に名指しされたメトロポリタン会長のキム・ヨンホン容疑者(49・指名手配中)の逃走を手助けした親戚のキム某氏が今月16日フィリピン現地で検挙されたことが明らかになった。

24日、東亜(トンア)日報の取材を総合すれば、ソウル江南(カンナム)警察署は犯人逃避罪の疑いで訴えられたキム容疑者が現地で逮捕されたことを確認し、出席を要求しているという。フィリピンの地元関係者は、「16日夜にフィリピン移民局と警察など8人が出動してキム容疑者を逮捕した」と話した。

ライムファンドの資金2500億ウォン余りの投資を受けた不動産施行会社メトロポリタンの済州法人代表であるキム容疑者は、フィリピンカジノを韓国に中継する形でオンラインカジノを運営しながら、実質的な所有者であるキム・ヨンホン容疑者に毎年収益金を配当する方式で逃走資金を提供したという疑いが持たれている。警察は、キム容疑者が国内に送還され次第、キム・ヨンホン容疑者の行方を重点的に追及する方針だ。

ライムファンド詐欺疑惑の核心人物として浮上したキム・ヨンホン容疑者は2019年10月にフィリピンに渡った後、2年以上逃走生活を続けている。キム・ヨンホン容疑者は自身所有のメトロポリタンを通じてライムファンド資金2500億ウォン余りを海外に流出した疑いをかけられているが、資金の一部が政界関係者に流れたという疑惑も浮かび上がっている。警察は逃走中のキム・ヨンホン容疑者が、キム容疑者を含むフィリピンリゾートの職員にカジノ運営、賃金支払いに関連して指示した17分の通話録音ファイルを確保し、真偽を分析している。

キム・ヨンホン容疑者らのフィリピン不法カジノ開設容疑などを捜査している江原(カンウォン)警察庁も、会計担当部長だったソク某容疑者を22日、賭博場開設容疑などで拘束した後、捜査を進めている。


コ・ドイェ記者 yea@donga.com