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尹政府下でも国政状況室を維持へ、室長に元大統領府主任行政官を内定

尹政府下でも国政状況室を維持へ、室長に元大統領府主任行政官を内定

Posted May. 05, 2022 08:48,   

Updated May. 05, 2022 08:48

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領が新政府大統領室でも国政状況室を維持し、初室長にハン・オソプ元大統領府主任行政官(写真)を内定したことが4日、分かった。国政状況室長は秘書官級だが、国政全般を管理し、情報をまとめる大統領室の重要な職務だ。

次期大統領側関係者は同日、「大統領選で候補のメッセージを総括したハン氏が大統領室の初国政状況室長に検討されている」と話した。

大統領府国政状況室は、金大中(キム・デジュン)政府で、国際通貨基金(IMF)通貨危機の国乱克服のために設置された。その後、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府と文在寅(ムン・ジェイン)政府では運営されたが、保守政府の李明博(イ・ミョンバク)政府と朴槿恵(パク・クンヘ)政府では設置されなかった。

尹氏は秘書官級の人選を最終的に検討しており、早ければ5日に報道資料を通じて人選内容を発表する予定だという。大統領室人事秘書官には卜斗奎(ボク・トゥギュ)前最高検察庁事務局長が、法律秘書官には朱晋佑(チュ・ジンウ)前部長検事が検討されている。総務秘書官はユン・ジェスン富川(プチョン)支庁事務局長、儀典秘書官はキム・イルボム当選者補佐役が有力だ。政務秘書官には洪志晩(ホン・ジマン)元議員、春秋館長から名前が変わる報道支援秘書官には金英泰(キム・ヨンテ)前クーパンコミュニケーション総括副社長が有力視されている。

大統領室は、既存の大統領府人員の3割ほどの150人に大幅に削減が予想されたが、約200人で出発する模様だ。


張寬錫 jks@donga.com