Go to contents

ウリィ銀行、5カ月ぶりにチョンセ融資金を元通りに復旧

ウリィ銀行、5カ月ぶりにチョンセ融資金を元通りに復旧

Posted March. 19, 2022 08:25,   

Updated March. 19, 2022 08:25

한국어

都市銀行がチョンセ金(賃貸保証金)の融資要件の緩和に乗り出している。ウリィ銀行がチョンセ資金の融資限度を「保証金の80%」まで増やすと発表したのに続き、ほかの銀行も条件の緩和を検討している。

ウリィ銀行は18日、21日から賃貸借契約の更新に伴うチョンセ資金の融資限度を、「賃借保証金の増額分」から「契約書上の賃借保証金の80%」に増やすと発表した 保証金が5億ウォンから5億5000万ウォンへと上がれば、今は最大で5000万ウォンを借りることができる。しかし、21日の申請分からは、4億4000万ウォンまで借りることができる。同じ契約についての貸出があれば、限度額からその貸出額を差し引いた差額のみ貸し出される。融資申請期限も、「残金支給日」までから、「残金支給日と住民登録転入日のいずれか早い日から3カ月以内」に伸びる。

各銀行は、当局の規制を受け、昨年10月、保証金の融資限度を保証金の上昇分に下げ、期限も残金支給日までと制限した。しかし、家計融資の増加傾向が鈍化すると、ウリィ銀行が初めて要件を原状回復した。KB国民(クンミン)銀行とハナ銀行の関係者は、「チョンセ融資の要件緩和を検討している」と語った。新韓(シンハン)銀行の関係者は、「銀行連合会に関連内容を質疑しておいた」と明らかにした。

各銀行は、住宅ローンの敷居も下げている。ウリィ銀行は、21日から5月31日まで、新規住宅ローンに0.2%の優遇金利を適用する。国民銀行は7日から来月6日まで、住宅ローンを0.1〜0.2%引き下げる。

マンションの買い需要も増えている。韓国不動産院によると、3月第2週のソウル・マンションの売買需給指数は87.5で、前週比0.5ポイント上昇した。3月第1週目に0.2ポイントが持ち直ったのに続き、上げ幅を増大させた。尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領の再建築規制緩和公約の期待感が反映されたものと見られる。


カン・ユヒョン記者 チョン・スング記者 yhkang@donga.com · soon9@donga.com