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バイデン氏、三星電子副会長を呼んで米工場への投資に感謝

バイデン氏、三星電子副会長を呼んで米工場への投資に感謝

Posted March. 11, 2022 08:51,   

Updated March. 11, 2022 08:51

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バイデン大米国大統領は9日(現地時間)、グローバル企業と半導体供給拡大のための会議を主宰し、三星(サムスン)電子に感謝の意を表した。

バイデン大統領は同日、ホワイトハウスで開かれた超党的革新法案(Innovation Bill)のためのラウンドテーブル会議で、「三星電子が参加してくれてありがとう。三星は米国最大規模の投資である170億ドル(約21兆ウォン)を投じて、テキサスに半導体工場を建設することを約束した」と述べた。その上で「三星の投資は、2000の良質の雇用を創出するだろう」と明らかにした。

同日の会議には、ジーナ・レモンド商務長官やブライアン・ディーズ国家経済委員長をはじめ、マイクロンやHP、ワールプール、メドトロニックなどの企業代表らが出席した。外国企業では、三星電子ファウンドリー部門のチェ・シヒョン社長が唯一、オンラインで参加した。バイデン氏は、半導体供給網会議を開くたびに三星電子を招待している。

同日の会議は、半導体供給網対策とともに、バイデン政府が重要事業として推進している革新法案の可決を促すために開かれた。米下院は先月初め、半導体事業に520億ドル(約64兆ウォン)を投資する内容を盛り込んだ米国競争法案を成立させた。米議会は、昨年6月に上院で可決された米革新競争法と併合して審査する予定だ。

バイデン氏は、「爪ほどの半導体が、私たちの生活に定着していない所がない」と、半導体の重要性について強調した。さらに、米国内での半導体生産の不足を指摘し、米議会に半導体産業の支援のための革新法案の可決を求めた。ホワイトハウスは会議の直後、「半導体メーカー各社は、会議でどのように米国内の半導体製造業を育成し、弾力的な供給網を作るかについて話し合った」と明らかにした。


ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 weappon@donga.com