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米ユダヤ人と黒人団体も糾弾集会に参加、マンハッタンの韓国系女性殺害事件

米ユダヤ人と黒人団体も糾弾集会に参加、マンハッタンの韓国系女性殺害事件

Posted February. 17, 2022 08:31,   

Updated February. 17, 2022 08:31

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米国ニューヨークのユダヤ人や黒人人権団体も、ホームレスに殺害された韓国系女性のクリスティーナ・ユナ・リ-(35)を追悼し、憎悪犯罪を糾弾した。

15日(現地時間)、ニューヨーク韓人会がマンハッタン・チャイナタウンの事件現場前の公園で主催した糾弾集会には、各界から様々な人種や市民団体の代表者が参加した。

著名な黒人民権活動家のアル・シャプトン牧師が設立した全国行動ネットワーク(NAN)のデレク・パーキンソン・チーム長は、「この事件は、誰でも、どこであっても起きてはならない極悪非道な行為だった。彼(容疑者)は、街にいてはならない人だった」とし、「単に韓国系米国人ではなく、私たちの共同体の一員を失った」と述べた。ニューヨーク・ユダヤ人団体「JCRC」のロバート・カプラン局長も、「我が社会で、絶対受け入れられないことだ」とし、「アメリカンドリームにおいて、憎悪の悪夢の立つ瀬はない」と述べた。カプラン局長は、これに先立って、ニューヨーク駐在韓国外交官が受けた暴行事件にも言及した。白人でありニューヨーク市監査院長のブラッド・ランダー氏も出て、「パンデミックの中で、適切な対応が無いため精神疾患者とホームレスが大きく増えた」とし、「憎悪犯罪に対する予防策を講じなければならない」と語った。

ニューヨーク韓人会のチャールズ・ユン会長は、「わたしたちは、マンションの外に出たり、地下鉄に乗るとき、攻撃対象になることを心配しなくてもいい安全な共同体で暮らしたい」と語った。

これに先立って、クリスティーナ氏は13日未明、同地域の周辺のマンションで、彼女の後を追ってきたアサマド・ナッシュ(25)が振り回した凶器により死亡した。


兪載東 jarrett@donga.com