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金元雄光復会長、「解任投票」臨時総会を突然受け入れ

金元雄光復会長、「解任投票」臨時総会を突然受け入れ

Posted February. 16, 2022 09:06,   

Updated February. 16, 2022 09:06

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収益金の横領疑惑を受けている金元雄(キム・ウォヌン)光復会長(写真)が、自身の不信任案を決議する臨時総会開催要求を突然受け入れた。これまで、光復会の一部会員たちの臨時総会開催要求に「定款上、要件を満たさない」と職権で反対してきたが、突然受け入れる考えを明らかにしたのだ。内部では、「再信任を大義名分にポストを保全しようとしている」という批判が出てきた。

 

光復会は14日、総会構成員に公告文を送り、18日午前11時に光復会館で金氏の不信任案投票のための臨時総会を開催すると通知した。

 

光復会定款には、代議員など総会構成員の過半数が要求すれば、1ヵ月中に臨時総会を開き、在籍構成員3分の2以上の賛成で役員解任が可能になっている。構成員61人のうち41人以上が不信任案に賛成すれば2019年6月に就任した金氏が2年8ヵ月で不名誉な辞任をすることになる。国家報勲処によると、金氏は独立有功者子孫の奨学事業のために国会で運営中のカフェの収益金で6100万ウォンの秘密資金を作ったことが明らかになった。秘密資金の使用内訳には、無許可マッサージ業者利用、韓服・洋服購入費、散髪費などが含まれている。

 

金氏はこれまで辞任を拒否する考えを明らかにし、一部光復会員たちの臨時総会開催要求も受け入れなかった。その金氏が14日、突然臨時総会受け入れの意思を明らかにし、わずか4日後の18日に開催すると言うと、臨時総会の開催日および議決方式などをめぐって会員の反発が出ている。

光復会員であるイ・ムンヒョン光復会改革会代表は15日、東亜(トンア)日報の電話取材で、「総会構成員の多くが高齢で、突然投票のために上京できない点などを利用して準備期間を与えない」と批判した。また、「金氏の不正が出てくる状況で、自身が任命した支部長、理事チケットを考慮する時、再信任表(21票以上)が確保されたという判断も立ったようだ」と付け加えた。


申圭鎭 newjin@donga.com