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ハンバーガーとサンドイッチ、トッポッキが1万ウォン、外食物価が10年ぶりに最大上昇

ハンバーガーとサンドイッチ、トッポッキが1万ウォン、外食物価が10年ぶりに最大上昇

Posted January. 03, 2022 09:19,   

Updated January. 03, 2022 09:19

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京畿道金浦(キョンギド・キムポ)に住む大学生のキム・ミョンジンさん(26)は最近、ファーストフード店での食事も負担になっている。非対面授業を受けている間、ハンバーガーで簡単に昼食を済ませたりした。コーヒー1杯よりやや割高で、たいした負担ではなかった1食の費用が、最近は1万ウォンに迫るようになった。キムさんは「毎日ハンバーガーを食べても、1カ月の昼食代が20万ウォン以上になった」と話した。

最近、外食物価が相次いで上昇し、「安い一食」で人気だったハンバーガー、サンドイッチ、トッポッキなどが1万ウォンを上回る。外食メーカーが、食材の高騰や人件費の増加、配達アプリのプラットフォーム手数料など、さまざまな費用負担が増大し、価格を引き上げたためだ。昨年12月の外食物価の上昇率は、10年3カ月ぶりの最大幅で上昇した。

●ハンバーガーセットとトッポッキも1万ウォン超

2日、食品業界によると、最近ファーストフード業界は相次いで値上げに踏み切っている。ロッテリアは昨年12月、全体メニュー価格を平均4.1%引き上げた。昨年2月に1.5%引き上げたのに続き2度目となる。年に2度値上げしたのは1979年のロッテリア創業以来初めてのこと。従来は8900ウォンだった韓牛プルゴギバーガー・セットは、9200ウォンに値上がりした。

新世界(シンセゲ)系列のノーブランドバーガーも昨年12月、価格を平均2.8%引き上げた。コストパフォーマンスを武器に、これまで値上げを自粛してきたが、2019年の発売後3年ぶりに初めて値上げに踏み切った。統計庁によると、昨年12月、ハンバーガーの外食物価は前年同月比5.2%上昇し、外食全体物価の上昇率の平均値(4.8%)を上回った。

サンドイッチを販売するサブウェイも、今月3日から、サンドイッチ価格を平均5.1%値上げした。代表メニューの「トルコ・ベーコンアボカドサンドイッチセット」は9300ウォンになった。昨年初めに価格を一度1.2〜2.8%引き上げたマクドナルドとバーガーキングのセットメニューも、1万ウォン台に迫る。マクドナルドの「ダブルクォーターパウンダーチーズ」セットメニューは8400ウォン、バーガーキングの代表メニュー「ワッパー」セットは8100ウォンだ。

代表的な庶民間食のトッポッキも値上がりしている。昨年12月、トッポッキの外食費は、前年同月より4.6%上昇した。昨年1年を2010年と比べると、45%以上上昇した。東大門(トンデムン)のヨプキトッポッキは、基本メニュー(トッポッキ3〜4人前)が1万4000ウォンで、天ぷら盛り合わせ(2000ウォン、3個)を追加して注文すれば2万ウォン近い。

●コスト・人件費引き上げに配達手数料まで負担

このように企業が相次いで値上げに踏み切り、外食物価全体が値上がりしている。統計庁によると、昨年12月の外食物価は1年前に比べ4.8%上昇した。これは2011年9月(4.8%)以降、10年3カ月ぶりの最高水準だ。統計庁が集計する39の外食物価品目のうち、1年前より価格が上がっていない品目はコーヒー(0.0%)だけだった。カルビタン(10.0%)、刺身(8.9%)、マッコリ(7.8%)、お粥(7.7%)、牛肉(7.5%)、のり巻き(6.6%)などの順で上昇率が高かった。

これは食材の価格と人件費の高騰に配達料の上昇まで重なり、値上げへの圧迫が強まっている影響だ。昨年12月の卵の価格は、前年同期より33%も上昇した。塩(30%)、牛乳(7%)、ハムやベーコン(5%)など、相次いで値上がりした。外食業界の関係者は、「肉類、卵などの食品の原材料費が世界的に上昇した上、最低賃金まで引き上げられたため、価格引き上げは避けられなかった」と話した。檀国(タングク)大学経済学科のキム・テギ名誉教授は、「新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)で外国人に依存する農水産物の価格と海外物流費が上昇したことも、外食費の上昇をあおった」と話した。

新型コロナ後、配達食品が多くなり、プラットホーム手数料の負担が重くなったのも値上げの要因になった。フランチャイズ業界の関係者は「店舗は店舗どおり維持しなければならず、配達サービスの提供にかかる加盟店主の負担は大きくなっている」と話した。中央(チュンアン)大学経済学部の李正熙(イ・ジョンヒ)教授は、「最近『配達ライダー』の労働条件改善論議が行われているだけに、配達手数料が上がれば配達料理の価格はドミノで上昇し、外食物価のインフレが続くだろう」と語った。


イ・ジユン記者 キム・ハギョン記者 leemail@donga.com · whatsup@donga.com