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「中国、韓米が近づくほど報復するだろう」ミアシャイマー教授インタビュー

「中国、韓米が近づくほど報復するだろう」ミアシャイマー教授インタビュー

Posted January. 01, 2022 08:46,   

Updated January. 01, 2022 08:46

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「韓国が米国に近づけば近づくほど、中国は韓国に報復するだろう。残念だが、これは韓国が支払わなければならない避けられない代価だ」

 

国際政治学の代表的な学者であるジョン・ミアシャイマー米シカゴ大学教授(75・写真)は最近、東亜(トンア)日報との新年インタビューで、米中対立について、「中国が強力になればなるほど、韓国の安保脅威は大きくなるだろう」とし、「誰が(韓国の)大統領になろうと、韓国と米国がどのような関係を結ぶかが最も重要な問題」と強調した。習近平国家主席の3選で長期政権体制を固めた中国が、米国を越える覇権国になろうと試み、その過程で韓国への圧力が一層強まるということだ。最も影響力のある現実主義論者のミアシャイマー氏は、米中覇権競争を最も正確に予測した人物。

ミアシャイマー氏は、「世界は『2次冷戦』に突入している」とし、「中国はまもなく米国と同等の力を持つようになり、今後30年間経済成長が継続すれば、米国を抜いて最も強力な国家になるだろう」と見通した。また、「米中が15年以内に台湾をめぐって戦争を行う可能性が高い」と見通した。

特に、ミアシャイマー氏は韓国のいわゆる「安米経中(安保は米国、経済は中国)」外交について、「韓国が韓米同盟に専念しないのは愚の骨頂(height of foolish)」と強調した。高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)事態で見ることができるように、中国の脅威が大きくなればなるほど、韓国は米国との安保協力を通じた生存を選択するほかないということだ。ミアシャイマー氏は、「韓国と日本が緊密に協力すれば、中国の脅威にうまく対応できるだろう」と助言した。


ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 weappon@donga.com