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兄弟の運命分けたMLBロックアウト、シーガー兄妹の大型契約と引退

兄弟の運命分けたMLBロックアウト、シーガー兄妹の大型契約と引退

Posted December. 31, 2021 09:35,   

Updated December. 31, 2021 09:35

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大リーグ(MLB)の施設封鎖(ロックアウト)が、「シガー兄弟」の明暗を分けた。弟は大ヒットした反面、兄はユニホームを脱ぐことにした。

ロサンゼルス・ドジャースで遊撃手としてプレーし、自由契約選手(FA)の資格を得た弟のコーリー・シーガー(27)は先月30日、テキサス・レンジャーズと10年間3億2500万ドル(約3870億ウォン)の条件で契約した。これについて現地では、ロックアウトの兆しが見えるとテキサスが急いで契約を進めたため、年俸が予想より上がったという評価が出た。ロックアウト期間にはFA契約やトレードなどを進めることができない。実際、同契約の2日後にMLB事務局はロックアウトを選択した。

一方、シアトル・マリナーズで11年間プレーした兄のカイル・シーガー(34)は、今季に35本塁打、101打点を記録したが、ロックアウトの影響で結局ユニホームを脱ぐことになった。シアトルで来年年俸2000万ドルについてオプションを実行しないことにし、FA市場に出たカイルは交渉のテーブルをつくことさえ不可能な状況と向き合わなければならなかった。カイルは同日、ソーシャルメディア(SNS)に、「大リーグ現役引退を宣言する」と書き、「素晴らしい野球人生だった。これまで僕と一緒に過ごしてくれた家族や友達、ファンに感謝の言葉を伝える。新しい人生を期待している」と投稿した。


黃奎引 kini@donga.com