養育費払わなかい父親２人の身元情報を公開、７人は出国禁止を要請

離婚後、養育費を支給していない父親２人の名前と職場住所などの個人情報が公開された。今年７月、「養育費の履行確保および支援に関する法律」が改正され、裁判所の監置命令を受けても養育費を支給しない親は、出国禁止されたり、名前などの個人情報が公開されることがある。法改正後、未払い者のリストが公開されたのは今回が初めてだ。

女性家族部は１９日、養育費を支給しなかった債務者２人の身元を公開したと発表した。彼らはそれぞれ１０年８カ月間の養育費１億２５６０万ウォンを、１４年９カ月間養育費６５２０万ウォンを支給しなかった。彼らの名前、生年月日、職業、勤務地は、１９日から女性家族部のホームページに公開された。公開期間は２０２４年１２月までの３年間だ。

彼らは、身元公開に先立って、裁判所から監置命令を受けたが、養育費を支払わなかった。そのため、養育費の債権者が女性家族部にリスト公開の申請を要請した。女性家族部は３カ月間、意見を出す機会を与えたが、彼らは特に意見を示さなかった。結局、女性家族部は１４日、第２２回養育費履行審議委員会を経て、彼らの身元情報を女性家族部のホームページに１９日公開した。

そのほかの養育費未払い者１７人に対する措置も行われた。１６日、女性家族部は身元が公開された養育費未払い者の他に、追加７人に対する出国禁止を法務部に要請し、１０人に対しては運転免許停止処分を管轄警察署に要請した。この１７人が支給していない養育費は１億５３６０万ウォンに達する。女性家族部は、リスト公開対象者を選ぶ際、現在３カ月となっている意見陳述期間を短縮する案も検討している。


イ・ジユン記者 asap@donga.com