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曹渓宗第15代宗正に性坡僧侶を推戴

Posted December. 14, 2021 08:36,   

Updated December. 14, 2021 08:36

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靈鷲叢林(ヨンチュクチョンリム)通度寺(トンドサ)方丈の性坡(ソンパ・82・写真)僧侶が13日、大韓仏教曹渓宗(チョゲチョン)の第15代宗正に推戴された。

曹渓宗の宗正推戴委員会は同日、ソウル鍾路区(チョンロク)の韓国仏教歴史文化会館で開かれた会議で、性坡僧侶を全会一致で推戴したと明らかにした。1939年、慶尚南道陜川(キョンサンナムド・ハプチョン)で生まれた性坡僧侶は、曹渓宗第9代宗正を務めた月下(ウォルハ)僧侶を恩師として出家し、宗団の国会格である中央宗会議員や通度寺の住職を務めた。14年には宗団最高法階である大宗師が贈られ、18年に靈鷲叢林の方丈に推戴された。

曹渓宗の憲法にあたる宗憲によると、宗正は宗団の神聖を象徴し、宗統を継承する最高の権威と地位を持つ。戒律を管轄する伝戒大和尚を委嘱することができ、宗憲宗法が定めるところにより、褒賞と懲戒の赦免・軽減・復権を行うことができる。任期は5年で、1回の再任が可能だ。


金甲植 dunanworld@donga.com