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来年上半期にもドローンやロボット宅配サービスが可能に

来年上半期にもドローンやロボット宅配サービスが可能に

Posted November. 11, 2021 08:31,   

Updated November. 11, 2021 08:31

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早ければ来年上半期(1~6月)にも、ドローンやロボットを活用した宅配サービスが登場するものとみられる。宅配便の配送が難しい島や山間地域などにドローンを投入し、ロボットを宅配荷物の積み込み、積み下ろしや分類に活用する予定だ。

10日、企画財政部は、「一歩モデル」政策を通じて、生活物流サービス産業発展法で定める運送手段にドローンとロボットを含めることで、利害関係者らと合意したと発表した。一歩モデルとは、新規事業者が特定市場に進出する際、従来の事業者などとのトラブルを減らし、合意点を引き出すための政策だ。

非対面サービスの増加で配達および宅配産業が大きくなり、今年1月、宅配や配達などの生活物流従事者の権益を保護し、物流産業を発展させるための生活物流サービス発展法が制定されたが、ドローンとロボットは法で定めた運送手段に含まれなかった。タクシー、乗用車、ワゴン車など、既存の事業者が雇用減少を懸念して反対したためだ。しかし今回、一歩モデルとして合意がなされ、ドローンとロボットも運送手段として認められるようになった。

これを受け、政府は来年初頭、生活物流サービス発展法の運送手段にロボットやドローンを盛り込むことを柱とする法改正を推進する。政府は早ければ、上半期中に改正案の国会可決と商用化を目指している。

政府関係者は、「既存業界との共生、生活物流従事者の保護および生活物流サービス産業の発展に向けた政府の具体的支援計画も来年に策定したい」と語った。


世宗市=キム・ヒョンミン記者 kalssam35@donga.com