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ソウル地下鉄とバスの夜間削減運行、きょうから解除

ソウル地下鉄とバスの夜間削減運行、きょうから解除

Posted October. 25, 2021 08:26,   

Updated October. 25, 2021 08:26

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政府の「社会的距離確保」の第4段階措置に対応して、平日午後10時以降、公共交通を縮小運行してきたソウル市が、25日から以前の水準に正常化することにした。地下鉄やバスの夜間運行が縮小運営されてから3カ月ぶりのことだ。ソウル市は夜間の通行量を減らし、新型コロナの拡散を防止するため、7月9日から夜間の公共交通の運行を最大20%まで減らしてきた。

ソウル市によると、地下鉄2、5~9号線と牛耳新設(ウイシンソル)線、市内・町内バスは25日から正常運行される。コレイルと連結運行中の地下鉄3、4号線は12月1日から順次正常化する計画だ。また混雑が発生した場合、利用客の多い地下鉄2、7号線を増設し、バスは通勤時間帯に最小配車間隔を維持して運行することにした。

ソウル市の白虎(ペク・ホ)都市交通室長は、「先月から営業制限時間が緩和され、夜間時間帯の公共交通の利用者数が増えている」とし、「増加した需要に対応して、地下鉄、市内・町内バスの運行を増やすことにした」と説明した。ソウル市はその後も、新型コロナの拡散に備えて、混雑度モニタリングを続け、利用客が集中する時間帯に追加で集中配車するなど運行量を弾力的に調整する予定だ。

市によると、削減運行が始まってから午後10時以降、公共交通の利用客数は35%減少傾向を維持してきた。特に8月23日から飲食店・カフェの営業時間が午後9時に制限され、利用者数は、△地下鉄52.4%(24万1000人→11万5000人)、△市内バス31.3%(23万人→15万8000人)、△町内バス37.3%(5万6000人→3万5000人)まで減少した。しかし、先月から営業時間が午後10時まで延長され、今月5~8日の乗客数は、△地下鉄18万7000人、△市内バス21万3000人、△町内バス4万7000人まで回復した。これを受け、公共交通機関の混雑も同様に、運行削減前の水準を回復し、正常運行が決まった。


イ・チョンア記者 clearlee@donga.com