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「三星がTSMCに立ち向かうには李在鎔氏が全面的に乗り出すべき」 英誌が指摘

「三星がTSMCに立ち向かうには李在鎔氏が全面的に乗り出すべき」 英誌が指摘

Posted October. 20, 2021 08:51,   

Updated October. 20, 2021 08:51

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「三星(サムスン)電子が、半導体委託生産(ファウンドリー)トップの台湾のTSMCと太刀打ちできる企業になるためには、李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が早期に経営の前面に出なければならない」。

英国のニュース週刊誌エコノミストは17日(現地時間)、「三星電子、最先端半導体の覇権を狙う」という特集記事でこのように報じた。三星電子の現在の事業や未来の課題などにスポットライトを当て、「システム半導体市場に向けた李副会長の挑戦は、三星だけでなく韓国経済やグローバル半導体業界に大きな影響を及ぼすだろう」と付け加えた。

エコノミストは、三星電子の新しい成長エンジンの役割をする部品事業(半導体)は米中貿易紛争、セット顧客と利害関係の衝突、メモリー半導体市場の成熟期など、多くの戦略的課題を抱えていると診断した。さらに「李副会長の目標のようにグローバルファウンドリー市場で40%以上のシェアを占めるには、(李副会長は)歯に衣着せない(ruthless)姿も発揮しなければならない」と強調した。

エコノミストは、李副会長の仮釈放、240兆ウォンの大規模投資計画の発表などに意味を付与後、「三星は重要な新しい時代(critical new chapter)を迎えている。昨年死去した父親の後を継いで、李副会長は経営を完全に承継することになり、変化を加速化しようという意志を見せている」と明らかにした。


徐東一 dong@donga.com