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気候危機克服におけるソウルの役割とは…きょう非接触型の市民総会

気候危機克服におけるソウルの役割とは…きょう非接触型の市民総会

Posted September. 01, 2021 08:51,   

Updated September. 01, 2021 08:51

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気候危機を克服するための様々な市民のアイデアを紹介し、ソウル市の政策に反映する提案を選ぶ行事が開かれる。市民が一緒に参加できる生活の中の小さな実践策を知らせる機会も設けられる。

ソウル市は1日、「気候危機時代、ソウルの役割」をテーマに、「2021ソウル市民会議」のオンライン市民総会を開くと、31日明らかにした。ソウル市民会議は、各界各層の市民の意見を政策に反映し、共感を広げるために運営する政策公論の場だ。市は5月、公開募集を通じて市民議員1081人を委嘱した。彼らは6月から数回の議論を経て、気候危機を克服するための497件のアイデアを提案した。このうち、市の気候環境本部、専門家などの検討を経て、25件の優秀提案候補を選び、市民議員のモバイル投票を通じて11件の提案が最終的に選ばれた。

最終的に選ばれた提案は、△車庫証明制の導入、△ゴミのない一日などのキャンペーンの強化、△ソウル型ESG(環境、社会、支配構造)への参加拡大および条例制定、△ソウル市のエコ店認証制の実施、△非接触型のの空き瓶回収機の設置、△炭素中立および温室効果ガス削減のための学校教育および広報、△緑の森総量制の施行、△品物へのリサイクル等級表示、△教育および体験機会の拡大とインセンティブ提供、△建物の炭素排出等級の表示の義務付け、△環境にやさしい紙へのウェットティッシュの材質変更などだ。

各アイデアの提案者は、その趣旨や背景、政策効果などについて直接発表し、討論も行う。画像でこれを見守った市民委員1081人は、投票を通じて最優秀提案1件と優秀提案2件を選ぶ。市は選ばれた提案を政策策定に活用する計画だ。

呉世勲(オ・セフン)ソウル市長と市民委員は同日、「地球を救う市民の約束」という名で市民が日常で気候危機克服のために実践できる内容を知らせる時間も持つ。△省エネ、△公共交通機関の利用、△公園と緑地の拡大、△使い捨て用品の使用減らし、△資源リサイクル、△低炭素食事実践の6項目だ。

同行事は同日午後6時から開かれ、ユーチューブのソウル市チャンネルなどでリアルタイムで中継される。呉市長は、「ソウルの人口比率に合わせて性別と年齢、地域を考慮したソウル市民会議の委員らの声がソウル市民全体の声だと考え、意見に耳を傾けたい」と述べた。


朴昌圭 kyu@donga.com