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金軟景の五輪ユニホーム、オリンピック博物館に寄贈

金軟景の五輪ユニホーム、オリンピック博物館に寄贈

Posted August. 17, 2021 08:25,   

Updated August. 17, 2021 08:25

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金軟景(キム・ヨンギョン=33・上海ブライト・ユーべスト)が2020東京五輪で着用したユニホームが国際オリンピック委員会(IOC)のオリンピック博物館に展示される。

大韓民国バレーボール協会によると、IOCの要請で金軟景が五輪で着用した紺色のユニホームをスイス・ローザンヌにあるオリンピック博物館に寄贈した。

トーマス・バッハIOC会長は4日、日本東京の有明アリーナで行われた東京五輪の女子バレーボール、韓国対トルコの準々決勝をアリ・グラサ国際バレーボール連盟(FIVB)会長らと一緒に観戦した。バレーボール協会によると、バッハ会長は、忙しい日程の中でも準々決勝を特定して競技場を訪れたという。韓国は、トルコ戦で大接戦の名勝負を繰り広げた末、3-2で勝利し4強進出を果たした。

試合終了後にバッハ会長は、金軟景が今大会を最後に引退するという話を韓国側から聞いて、ユニホーム寄贈の話を持ち掛けたという。バレーボール協会の関係者は「バッハ会長が金軟景に十分魅力あるアスリートで、最善を尽くす姿がオリンピック精神に合致すると思ったようだ」と話した。

金軟景は8日、セルビアとの銅メダル決定戦が終わった後、自身のサインを書いたユニホームをFIVBを通じてIOCに寄贈した。今大会でアーチェリー混合団体戦の金メダリスト、安山(アン・サン)とキム・ジェドクが演出した「ロビンフッドの矢」以来、韓国選手では2人目だ。

1993年に建てられたオリンピック博物館は、歴史的に貴重なオリンピック関連遺産を保存・展示しており、毎年25万人が訪れる観光名所だ。


金東昱 creating@donga.com