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第2四半期の消費者物価上昇率はOECD3位

第2四半期の消費者物価上昇率はOECD3位

Posted August. 09, 2021 08:32,   

Updated August. 09, 2021 08:32

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農作物の作況不振と鳥インフルエンザ(AI)拡散の影響などで、今年第2四半期(4〜6月)の韓国の「食卓物価」が10年ぶりに最大幅上昇した。経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で3番目に高い上昇率だ。秋夕(チュソク=旧暦の8月15日)を控えて、養豚農家では3カ月ぶりにアフリカ豚コレラ(ASF)まで発生し、消費者物価の上昇を巡る懸念が高まっている。

8日、OECDによると、今年第2四半期の韓国の食料品や飲料(酒類を除く)物価は、昨年同期比7.3%上昇した。これは第2四半期基準で、2011年(7.8%)以降最も大きな幅であり、OECD加盟38カ国のうち、トルコ(18.0%)や豪州(10.6%)に次ぐ3番目となる。

食料品や飲料の物価上昇率は、昨年第2四半期(2.5%)はOECD加盟国(37カ国)のうち26位だったが、1年ぶりに23ランクも上昇した。猛暑などで農産物の作柄が良くない上、AIの影響などで農畜産物の価格が大幅に上昇した影響と見られる。

一方、農林畜産食品部は同日、江原道高城郡(カンウォンド・コソングン)の養豚農場でASFが確認されたと明らかにした。今年5月、江原道寧越郡(ヨンウォルグン)の養豚農場がASFの感染判定を受けてから3カ月ぶりのことだ。


具特敎 kootg@donga.com