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習近平主席、「鋼鉄の長城にぶつかり血流すだろう」

習近平主席、「鋼鉄の長城にぶつかり血流すだろう」

Posted July. 02, 2021 09:00,   

Updated July. 02, 2021 09:00

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中国の習近平国家主席が1日、中国共産党の結党100周年を迎え、「中華民族は国外勢力によるいじめや圧迫を許さない。そのような妄想は14億の中国人民の血肉をもって築いた鋼鉄の長城にぶつかって血を流すことになるだろう」と述べた。また、「台湾問題を解決し、祖国の完全な統一を実現することは、中国共産党の揺らぐことのない歴史的な任務だ」とし、欧米が台湾、香港問題に介入すれば、強硬対応に出る考えを明らかにした。1月に発足して以降、中国に圧力をかけてきたバイデン米政権に対する一種の宣戦布告という観測が流れている。

 

習主席は同日、北京の天安門広場で行われた結党100周年を記念した式典で、「中華民族は世界で最も偉大な民族であり、5000年という悠久の文明歴史を持ち、人類の文明発展に不滅の貢献をした」とし、「誰であれ、国家の主権と領土を守る中国人民の強い決心を見くびってはならない」と強調した。習氏は、毛沢東元国家主席が1949年に中華人民共和国建国を宣言した天安門楼上で、毛氏と同じグレーの「中山服」姿で現れ、「全面的な社会主義現代化強国の建設」という「第2の100年」の目標を掲げた。最初の100年の目標だった「小康(ややゆとりある)社会」を実現したので、今や国際社会における覇権国の立場を強化することに努めるということだ。

最新鋭のステルス戦闘機「J-20」15機など戦闘機編隊は同日、広場の上で共産党100周年と7月1日を象徴する「100」、「71」の形の編隊を組み、対外に武力をアピールした。広場に用意された記念式典会場には、中国の感染対策の成果を自慢するかのように、7万人がマスクをせずに観覧した。


金祺容 kky@donga.com