休日が４日増えた！光復節翌日の月曜が振替休日に

日曜日と重なる今年の光復節（日本植民地からの独立記念日）の代わりに、月曜日の８月１６日も休むことができるようになった。さらに週末と重なる開天節（建国記念日）、ハングルの日、クリスマスにも振替休日が適用され、今年の休日は４日増える。

国会は２９日午後、本会議を開き、現在、旧正月と秋夕（チュソク、陰暦８月１５日の節句）、子どもの日にのみ適用される振替休日をすべての公休日に拡大する「公休日に関する法律案」の制定案を、在席２０６人、賛成１５２人、反対１８人、棄権３６人で可決した。法案は来年１月１日から施行されるが、附則に今年の光復節などにも適用できるという内容を盛り込んでいる。これを受け、週末と重なる今年の光復節（日曜日）や開天節（日曜日）、ハングルの日（土曜日）、クリスマス（土曜日）は、軒並み続く月曜日まで休みを取ることになる。

ただ、振替休日は５人未満の事業所には適用されない。最大野党「国民の力」は、５人未満の事業所で働く３６０万人余りの労働者が除外され、公平性に欠けるとして反対し、結局同法案は与党単独で国会行政安全委員会で可決された。国民の力の李永（イ・ヨン）議員は同日の反対討論で、「善意で包装された悪法であり、至急性を口実に拙速強行処理された法」とし、「国民の休日権保障という趣旨に合わせて、政府がまともに法案を作って再提出してほしい」と指摘した。

国会はまた同日、公示価格６億〜９億ウォンの住宅を所有する１世帯１住宅者の財産税率を０.０５％引き下げる内容の地方税法の改正案も可決した。これを受け、該当区間の住宅を保有している１住宅者は、２０２３年までの３年間、期限付きで財産税が減免される。政府は不動産市場の状況などを考慮して、延長するかどうかは今後検討することにした。

さらに「カカオＴ」など、タクシー呼び出しアプリケーション（アプリ）でタクシーを利用する際、相乗りするかどうかを乗客が選択できる「タクシー運送事業の発展に関する法律」の改正案も成立した。これを受け、乗客がアプリを利用して相乗りを選択した場合に限り、相乗りが認められる予定だ。

麗水・順天（ヨス・スンチョン）１０・１９事件の発生から７３年ぶりに事件の真相を解明し、犠牲者を支援するための「麗水事件特別法」や、１９６０年の３・１５不正選挙当時、慶尚南道馬山市（キョンサンナムド・マサンシ）の市民たちが抵抗した「３・１５義挙」の関係者たちの名誉回復と補償を定めた「３・１５義挙補償法」も同日、国会本会議で可決された。これにより、首相室所属の「麗水事件真相究明および犠牲者名誉回復委員会」が設置され、３・１５義挙の場合、「真実和解のための過去史整理委員会」が真相調査に乗り出すことになる。


崔惠? herstory@donga.com