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ギャラクシーアプリをダウンロードすればウォッチも自動設置、MWCが2年ぶり開催

ギャラクシーアプリをダウンロードすればウォッチも自動設置、MWCが2年ぶり開催

Posted June. 30, 2021 08:36,   

Updated June. 30, 2021 08:36

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世界最大のモバイル通信博覧会「モバイルワールドコングレス(MWC)2021」が、スペインのバルセロナで28日(現地時間)から来月1日までオンライン・オフライン並行形式で開かれる。

昨年のMWCは、新型コロナウイルス感染症のパンデミックで開かれなかったが、今年はグローバルワクチン接種者が増えたことを受け、オフラインでもイベントを開くことにした。ただ、2019年のMWCでは2000社あまりがオフライン展示場を設けたが、今年は1100社あまりに止まった。三星(サムスン)電子とSKテレコム、KT、LGユープラスの通信3社は、今年オンラインだけで行事を進める。KOTRAを中心に、中小・中堅企業14社とスタートアップ9社の23社はバルセロナに韓国ブースを開く。KOTRAは2009年からMWCに韓国ブースを運営してきた。

三星電子は同日、MWCの開幕に合わせて、グーグルとともに開発している「ワンUIウォッチ」を公開した。今年下半期のギャラクシーアンパックイベントで公開するギャラクシーウォッチに搭載される。従来のギャラクシーウォッチにはタイゼン運営体制(OS)を搭載したが、次世代ギャラクシーウォッチには、グーグルのアンドロイドOS基盤のUIが採用される。

ワンUIウォッチの最大のメリットは、スマートフォンとスマートウォッチ間の有機的連動が可能になることだ。二つの機器で互換できるアプリケーションを、ユーザーがスマートフォンに設置すれば、自動的にギャラクシーウォッチにもダウンロードされ、二つの機器の片方のアプリの設定を変えれば、ほかの機器にも反映される。スマートフォンのアプリ時計の設定を韓国からバルセロナに変えれば、ギャラクシーウォッチにも適用されるやり方だ。

グーグルプレイを通じて多様な互換アプリを使用できることも、ユーザーが体感できる長所に挙げられる。アディダスランニング、ゴルフバーディースマートキャデー、スポーティパイ、ユーチューブ・ミュージック、グーグル地図など日常でよく使われるアプリをスマートフォン、スマートウォッチと連動して使用できる。

IBMは仮想現実、クラウド、人工知能(AI)などを活用したサービスなどを公開した。半導体企業のエンビディアは、グーグルクラウドと共に第5世代(5G)モバイル通信基盤のAI研究所を設立して、スマートシティやスマートファクトリーなどで活用できる技術を披露した。

29日(現地時間)に予定されているテスラのイーロン・マスク最高経営者(CEO)の演説にも、多くの人々が注目している。スペースXの首席エンジニアとして基調演説を行い、衛星通信を巡る戦略について説明する計画だ。アービンド・クリシュナIBM代表、アマゾンウェブサービス(AWS)のアダム ・セリプスキー代表、ベライゾンのハンス・ベストベリー代表らも基調演説を行う。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com