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漢江での飛び降りを止めた4人の高校生に「災害現場で義を貫いた市民」

漢江での飛び降りを止めた4人の高校生に「災害現場で義を貫いた市民」

Posted June. 19, 2021 08:20,   

Updated June. 19, 2021 08:20

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漢江(ハンガン)に身を投げようとした男性を救出した高校生や、食事を十分にとれなかった兄弟にチキンを無料で提供したチキン屋の店主などが、ソウル市長から表彰を受けた。ソウル市は18日、キム・ドンヨン、チョン・テヒョン、チョン・ダウン、チョン・ドゥ君(以上18、以上桓一高校3年生)の4人を「災害現場で義を貫いた市民」に選んだと発表した。

キム君らは先月、漢江を散歩している途中、飛び降り自殺を図ろうと麻浦(マポ)大橋にぶら下がっている男性を見つけ、助けの手を差し伸べた。この男性は、生徒たちの助けで命を救うことができた。

帰宅途中に心停止状態の市民を救ったクォン・ヨンソンさん(27、ソウル赤十字病院の看護士)も、「災害現場で義を貫いた市民」に選ばれた。クォン氏は先月、加陽(カヤン)駅の乗り場に倒れた市民を見つけ、直ちに心肺蘇生法を実施し、この乗客は意識を取り戻すことができた。

麻浦でチキン屋を営むパク・ジェフィ(52)さんは、「食品分野の功労」を認められ、市長表彰を受けた。パクさんはチキンを買えないほど貧しい兄弟に、無料でチキンを渡した。このことが知られ、パク氏のチキン屋には市民の注文が殺到し、パク氏は収益金にお金を足して、600万ウォンを麻浦区に寄付した。


姜昇賢 byhuman@donga.com