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感染者は事前投票、隔離者は午後8時に外出投票 政府が補欠選挙でコロナ対策

感染者は事前投票、隔離者は午後8時に外出投票 政府が補欠選挙でコロナ対策

Posted March. 26, 2021 08:13,   

Updated March. 26, 2021 08:13

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4月7日実施のソウル市長と釜山(プサン)市長の補欠選挙で新型コロナウイルス感染が判明した人は生活治療センターに設置された特別事前投票所で投票を行う。居所投票(郵便投票)を利用することもできる。自主隔離者の投票は、一般の投票が終わった後の午後8時から実施する計画だ。

政府は25日、朴範界(パク・ボムゲ)法務部長官、全海澈(チョン・ヘチョル)行政安全部長官、権徳喆(クォン・ドクチョル)保健福祉部長官の共同名義で国民向け談話を発表し、このような内容を柱とする「補欠選挙防疫指針」を確定した。政府は談話の中で、「コロナ禍の状況でも投票する権利を最大限に保障し、安全な投票環境を整える」と明らかにした。

まず感染者は、ソウルに5ヵ所、釜山に1ヵ所の生活治療センターに設置される特別事前投票所で投票する。事前投票期間(4月2日と3日)以前に感染が判明した人は、特別投票所が設置される生活治療センターに入所する。16~20日に事前申告した20人は居所投票を行う。

無症状者や感染していない隔離者は投票参加の意思確認の手続きを経て、選挙日に臨時外出を許可する計画だ。一般の投票が終わった後の午後8時からの投票が認められ、感染リスクをを最小限に抑える方針だ。

新型コロナ感染を防ぐため、全ての有権者は投票所に入る際、発熱チェックを受けて、手指を消毒し、ビニール手袋を着用してから投票を行う。投票者が頻繁に触る記票用具や記票台、本人確認機などは随時消毒する予定だ。もし選挙当日に発熱チェックを通じて異常症状が見つかれば、別途設置した臨時記票所で投票を行う。

一方、政府は選挙遊説での5人以上の集まりは防疫指針違反とはみなさないと明らかにした。中央思考収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は同日、記者団への説明会で「私的な集まり自体は規制しているが、選挙運動の特性上、遊説で人々に会ってあいさつする部分を集まりとみなすのは困難」とし「ただ遊説する上でも、できるだけ距離を取るように心がけ、握手の代わりに拳をぶつけ合うことを勧告している」と説明した。


柳根亨 noel@donga.com · 姜昇賢 byhuman@donga.com