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バイデン政権、先月に北朝鮮との接触試みるも平壌は反応せず

バイデン政権、先月に北朝鮮との接触試みるも平壌は反応せず

Posted March. 15, 2021 08:24,   

Updated March. 15, 2021 08:24

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バイデン米政権が2月中旬から複数の対話チャンネルを通じて水面下で北朝鮮と接触を試みているが、北朝鮮からは何の反応も得られていないと、ロイター通信が13日(現地時間)付でバイデン政権高官を引用して報じた。

報道によると、高官は、「米国が(米朝間の)緊張が高まる危険を減らすために2月中旬から北朝鮮国連代表部をはじめ複数の対話チャンネルを通じて、北朝鮮との接触を試みている」とし、「しかし、これまで平壌(ピョンヤン)からいかなる反応も得られていない」と明らかにした。バイデン政権のこのような試みは、北朝鮮政策を全般的に見直している政権序盤に北朝鮮の挑発を遮断し、北朝鮮核問題を対話で解決するというメッセージを伝える狙いがあるとみられる。

韓国外交部関係者は、「米国から北朝鮮に対する接触の試みに関して聞いており、知っていた」と話した。そして、「米国が非核化交渉など具体的な提案をするよりも対話を通じて核問題を解くという意向を伝えたもの」と述べた。

ソン・キム米国務省次官補代行(東アジア・太平洋担当)は前日、記者会見で、バイデン政権が取り組んでいる対北朝鮮政策の見直しと関連して、「数週内に見直しが終わるだろう」と明らかにした。


兪載東 jarrett@donga.com