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与党、議員の相次ぐ投機疑惑に当惑

Posted March. 13, 2021 08:19,   

Updated March. 13, 2021 08:19

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不動産疑惑と関連して国会議員300人の全数調査を提案した与党「共に民主党」が、所属議員の投機疑惑が相次ぎ、当惑している。同党の議員および補佐陣の3期新都市投機を調査した党倫理監察団の結果も発表されていない。

12日、同党と国会財産登録資料などによると、京畿道富川(キョンギド・プチョン)を選挙区とする徐暎錫(ソ・ヨンソク)議員は2015年8月、富川市の土地877平方メートルと2種近隣生活施設の建物(351平方メートル)を知人と共同購入した。昨年の実取引価格基準で各1億2735万ウォン、2億3359万ウォン。徐氏は当時、富川市議員で、土地と建物は選挙区内にある。3期新都市に指定された富川市大壮(テジャン)地区とは2キロほど離れており、同党の倫理監察団の自主申告の対象には含まれなかった。徐氏側は同日、東亜(トンア)日報の電話取材に対して、「薬局の建物が古く、引っ越そうとして購入した」とし、「地価は上がっておらず、盲地(道路と接していない土地)なので投機する土地でもない」と説明した。

同党のキム・ジュヨン議員(京畿道金浦甲)の父親が19年、京畿道華城市(ファソンシ)南陽ニュータウン近隣の林野約496平方メートルを購入したことも分かった。1万1729平方メートルの土地を数十人が共同購入し、「持分分け合い」という指摘が出ている。キム氏は、「90歳を超えた父親が障害のある2番目の兄のために購入した」とし、「父親と相談して一日も早く処分する」と話した。

これに先立ち、梁香子(ヤン・ヒャンジャ)、梁李媛瑛(ヤン・イウォンヨン)、金京萬(キム・ギョンマン)、尹才鉀(ユン・ジェガプ)議員も家族が首都圏地域に土地を持っていることが明らかになった。不動産投機疑惑に包まれた与党議員が6人に増えたのだ。

同党は、倫理監察団の調査結果の発表時期についても明言を避けている。同党関係者は、「倫理監察団が10日までの自主申告の結果を分析しており、発表まで時間がかかりそうだ」とし、「このような中、議員の不動産疑惑が相次ぎ、韓国土地住宅公社(LH)の件で怒った世論を刺激するのではないか心配だ」と述べた。


許桐準 hungry@donga.com